実家じまいなど相続に伴う不動産課題を“ワンストップで対応”する訳あり不動産買取事業「ワケガイ」を展開する株式会社ネクスウィルは、全国の60歳以上の男女600人を対象に、新生活シーズンにおける移住・住み替えに関する実態調査を実施。その結果、新生活による環境の変化を機に50代以上の約4人に1人が住まいの見直しを検討していることが判明。
全国の50代以上の男女に対し、現在の住居について尋ねたところ、「持ち家(一戸建て)」が61.0%、「持ち家(マンション)」が16.3%となり、持ち家比率は合計で77.3%と約8割にのぼる結果となった。また、新生活シーズン(子どもの独立・転勤・進学など)をきっかけに住まいの見直しを検討したことがあるか尋ねたところ、4人に1人が「すでに見直しを行った」「検討している」「条件が合えば検討したい」といった回答に。新生活に伴い、子どもや自身の環境が変化するタイミングで、住環境を見直すニーズが高まっていることがうかがえる。
定年退職等、私生活の一つのライフステージが終わったタイミングで、移住・住み替えを検討する理由について尋ねたところ、「老後の生活費を見直したい」が最も多く(31.3%)、次いで「交通の利便性が高いエリアに住みたい」(19.8%)という結果になった。また、「子どもが独立し、広い家が必要なくなったため」(11.4%)という回答も多く、ライフステージの変化が住み替え検討の大きな要因となっていることがわかる。
移住・住み替えを検討する上での不安・悩みについて尋ねたところ、「大きな不安や悩みがある」「不安や悩みがある」が全体の約7割と、移住・住み替えに不安を抱える50代以上の持ち家所有者が多くいることが明らかに。特に、「建物の老朽化と修繕費用の負担」(54.0%)といった悩みが最も多く、「庭の手入れや家の片付けなど、維持管理の負担(26.4%)、「住まいの将来(相続や空き家問題)への不安」(24.1%)と続き、費用面・管理面・将来への不安といった複数の課題が重なっている実態が明らかになった。
また、現在持ち家に悩みを抱えている人に対し、具体的な課題について尋ねたところ、「不用品の処分など、引っ越し作業の負担が大きい」が34件と最も多く、次いで「住み替え先を探す手間がある」(32件)、「現在の家(持ち家)を売却できるか不明」(29件)といった結果となった。住み替えに対する不安は単なる心理的な問題にとどまらず、「作業負担」「資産処理」「情報不足」といった複数の課題が複雑に絡み合うことで、検討したいが動けていない状況を生み出していることが明らかになった。
今回の調査により、新生活やライフステージの変化をきっかけに、50代・60代以上を中心に住み替えニーズが高まっている一方で、その実行には大きなハードルが存在していることが明らかになった。

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