科研製薬株式会社、久光製薬株式会社、マルホ株式会社の3社は、日本臨床皮膚科医会とNPO法人多汗症サポートグループの協力のもと、共に汗の悩みを社会全体で理解し向き合うことを目指したプロジェクト「汗で病院あたりまえに委員会」を発足し、22日に発足式を行った。

 汗の悩みを“個人の問題”から“社会で向き合う課題”へ。

近年、気候変動による暑熱環境の激化や生活環境の変化により、汗の悩みは誰にでも起こり得る身近な問題となっている。一方で、思い込みや恥ずかしさから、悩みを相談できずに抱え込んでしまい、対人関係や学業・仕事など日常生活に支障をきたすケースが起きている。このプロジェクトでは、こうした“汗の悩みを個人が抱え込んでいる現状”に向き合い、そうした悩みを相談しやすい環境をつくることを目指して活動する。

 発足式では、汗の悩みに関する大規模調査「発汗白書」の一部を紹介。10代を含む生活者の汗の悩みの実態と社会認識のギャップを専門家と当事者を交えて議論した。

 また、タレントの山之内すずがゲスト出演。「着たい服があっても、素材などはいまでもすごく気にしています。汗をかいたときにどうなるかを考えて服を選ぶのは悔しい。いいインナーをずっと探し続けていて、そのお金もすごくかかります。これがなければ、もっとおしゃれを楽しめるのに、と思っています」などとコメント。自身の経験を明かした。汗の悩みを抱える人に向けても「おしゃれ、人間関係で汗に悩んでいる人はたくさんいると思います。

汗で悩むみなさんの心が少しでも軽くなるといいなと思っています」とエールを送った。

 今後、プロジェクトは、(1)WEBサイトでの情報発信、(2)疾患啓発広告展開、(3)大規模意識調査「発汗白書」の公開、(4)SNS(インスタグラム)を活用した若年層の声の可視化を通じ、汗の悩みをあたりまえに語り・相談できる社会づくりに取り組むとしている。

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