俳優の黒田勇樹(44)が、母親の死去を報告した。

 8日に自身のインスタグラムを更新し「母・黒田純子 逝去のご報告」と題して投稿。

「突然のことだったため、きちんとしたご報告が遅くなってしまい申し訳ありません。母・黒田純子が、4月30日に逝去いたしました。享年67歳。死因は脳の癌でした」と死因も伝え、笑顔の母親の写真を添えた。

 4日に葬儀、5日にお別れ会を執り行い、「沢山の方の笑顔や涙に見守られながら旅立っていきました」という。「最後は少し苦しそうではありましたが、僕が冗談を言うと怒ったり笑ったりと、『こんなに反応できるはずがない』とお医者さんが驚くほど、感情豊かに最期まで生き切った人でした」と母親の最期を明かした。

 「あまり、死者の感情を代弁するのは好きではないので、母との思い出を一つだけ」と書き出し、「17歳くらいの頃でしょうか。母子家庭だったので二人暮らし。マネージャーも彼女がやってくれていたので、四六時中一緒にいるような生活でした」。子役から活躍していた黒田のマネジャーを母親が務めていたという。「でも、ちゃんと来るんですよね。反抗期が。

ギスギスした生活の中で、僕の反抗期が終わった出来事があります。ある朝起きたら、母がとても楽しそうに『となりのトトロ』を観ていたんです。一瞬で終わりました。その後も色々ありましたが、亥年生まれらしく、猪突猛進で、恋にも仕事にも真っ直ぐな人生だったと思います」と思い出を回顧。

 そして「あと、子育てにも。44歳になった今なら、『20代後半の小娘が、一人で子育てをする』ということが、どれだけ大変だったか少し想像できます」と感謝。「皆様、母を愛してくださってありがとうございました。時々、笑い話にでも登場させて、思い出してあげてください。拙い文章ではありますが、以上をもってご報告とさせていただきます」と長文を締めくくった。

 黒田は1988年、NHK大河ドラマ「武田信玄」の武田信勝役で俳優デビューし、天才子役として活躍。94年のTBS系ドラマ「人間・失格~たとえばぼくが死んだら」での美少年役などが注目を集め、98年、映画「学校III」(山田洋次監督)の小島富美男役でキネマ旬報賞新人男優賞、日本アカデミー賞新人俳優賞などを受賞した。

 私生活では2012年に歌手の中村瑠衣と結婚し、13年に離婚。

21年にブログで「結婚していて、子供がいます」「お相手はアイドルで女優で僕の主宰する令和反戦楽団の団員でもある珠居ちづるさん」と公表したが、24年7月に2度目の離婚を報告した。

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