◆日本生命セ・パ交流戦 2026 巨人2―2ロッテ=延長12回=(7日・東京ドーム)

 巨人はロッテと延長12回を戦い、15年ぶりとなる2日連続引き分けとなった。今季2試合目の先発となった西舘勇陽投手(24)は7回6安打1失点と好投。

しかし、1点リードの9回2死からライデル・マルティネス投手(29)が安田に痛恨の同点ソロを被弾し、延長は両軍無安打に終わった。それでも橋上秀樹監督代行(60)は守護神を責めず、4勝2分けで無敗だった週をプラスに捉えた。2位ヤクルトに0・5ゲーム差としたチームは、9日から敵地で楽天3連戦に臨む。

 2試合続けての12回ドローだが、マルティネスが土壇場で同点弾を浴びての延長戦。流れ的には巨人に厳しい展開だっただけに、前日同様、中川―田中瑛―赤星がよく粘って引き分けに持ち込んだというべきだろう。6連戦で負けなし。井上が完投した日以外は、どちらに転んでもおかしくないゲームばかりだったから、値打ちのある4勝2分けになった。

 西舘も2試合連続で内容のある投球を披露した。ストレートが以前より強くなったように感じたし、左打者の外角高めに真っすぐを使ったり、変化球をその外角からゾーンに入れる工夫もあった。カーブの扱いなど岸田のリードもさえた。

 惜しかったと思うのは5回1死一塁、ロングの送りバントで併殺を取れなかった場面。足の速い友杉が走者に残ったため、小川の一打で同点を許した。

その後のピンチを抑えるために、西舘がエネルギーを消費したことを含めて、結果的に大きなプレーになってしまった。(野球評論家・清水 隆行)

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