◆日本生命セ・パ交流戦 2026 巨人2―2ロッテ=延長12回=(7日・東京ドーム)

 割れんばかりの大歓声に包まれた松本が、右手で大きくガッツポーズした。1―1の7回2死三塁で低めスライダーを捉え、左前へ貴重なタイムリー。

「チャンスでみんながつないでくれて、いいヒットが打てた」と得点圏打率3割9分1厘の勝負強さを発揮した。

 巧みな技が光った。曲がりの大きいスライダーを武器とするロッテ3番手・中森に対して「狙い球でいろいろ変えながらやりました」と2、4、5球目をノーステップに変更した。「あの打ち方は裏で練習していることだったので、あっちの方がいいかなと」と5球目を新打法で狙い打ち。22年パ・リーグ首位打者が引き出しの多彩さを示した。

 3回無死一塁でも右前へ運び、今季6度目のマルチ。交流戦は30打数11安打で打率3割6分7厘と勢いは止まらない。安定感のある外野守備、逆方向への進塁打などチーム打撃も巧みな背番号9は「なんとか仕事したいと思ってやってるので。いい方向にいってるかなと思います」。攻守にマルチな働きが、6月6戦無敗と好調なチームの武器となっている。(内田 拓希)

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