バレーボール▽女子ネーションズリーグ(NL) 1次リーグの第1週カナダ大会 日本 3―2 (29―27、25―20、23―25、28―30、15―12)カナダ(7日、カナダ・ケベックシティー)

 1次リーグが行われ、世界ランク4位の日本は敵地で10位・カナダに3―2のフルセットの死闘の末に下し、開幕4連勝。カナダ大会最終戦を勝利で締めくくった。

第1セット(S)から大接戦となったが、26―27から主将の石川真佑(エジザジュバシュ)が3連続得点で取り切ると、2―2の最終Sはカナダの監督にレッドカードが出される異例の事態も、途中出場のセッター・中川つかさ(NEC川崎)の冷静のトスから最後は和田由紀子(アルシーツィオ)が決めきった。

 最後は気持ちだった。2―2の最終S。9―6の場面でカナダのジョバンニ・グイデッティ監督が反則に猛抗議し、主審からレッドカードが出される異例の事態。日本に1点が加算され、佐藤淑乃(ミラノ)のスパイクで得点を重ね、最後は和田のライトからの攻撃で2点を奪い、粘る相手を振り切った。

 アウトサイドヒッター(OH)は石川、佐藤、和田、セッター・関菜々巳(アルシーツィオ)、ミドルブロッカー(MB)は34歳の島村春世、前戦のドイツ戦でデビューした山口真季(KUROBE)、リベロは福留慧美(姫路)が先発し、前戦と変わらない布陣。第1Sはいきなり大接戦となり、カナダに先にセットポイントを握られたが、26―27から石川がスパイクを決めると、3連続でトスを託され、いずれも決めて、29―27で先取した。

 第2Sも後半に追いつかれたが、174センチの石川が10センチ以上も高い相手のブロックをいつもせず、スパイクを決めてセットポイントを握ると、最後は和田のロールショットで取り切った。第3S、第4Sは大接戦の末、28―30で落とし、日本は今大会で初めてフルセットの激闘を演じた。

 2―2の最終Sはセッター・中川をセットの頭から起用し、佐藤がNEC川崎に在籍した先シーズンまでのコンビを生かし、1点目。4―3からMB荒木彩花のサービスエース。カナダのエース・バンライクの強烈な攻守を振り切り、大熱戦を制して無傷の4連勝につなげた。

 ◆ネーションズリーグ 1993年からのワールドグランプリに代わる大会として2018年に新設した国際大会。18チームが参加し、3組に分かれて3週で1次L計12試合を行う。勝ち点は3―0、3―1で3点、3―2で2点、2―3で1点、1―3、0―3で0点。日本はカナダ、フィリピン、大阪で1次Lを戦い、成績上位7チームと開催国(中国・マカオ)が7月の決勝大会に進む。24年大会で日本は銀メダルを獲得している。

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