俳優のピエール瀧が13日、都内で映画「NEW GROUP」(下津優太監督)の公開記念舞台あいさつを行った。

 2024年の「みなに幸あれ」で商業映画デビューした下津監督の2作目。

組体操という集団行動における人間心理の根底をあぶり出す異色のSFサイコエンターテインメントだ。

 生徒が組体操の人間ピラミッドに加わっていくという怪作に、謎の校長役を演じた瀧は「撮影の時から、どういう人が見る映画なんだろうと感じていた。SNSでは『なるほど』という人と『全然わかんねえ』という人に二分されている。それがこの映画の良さ」と熱弁した。

 自身は体育祭などで組体操の経験があるといい「僕はだいたい下の土台の方をやらされるので、あまりいい思い出がない。騎馬戦でもだいたい下の方だった」と苦笑。「上をやりたいのに。やっぱり、むしり取る方をやりたいじゃないですか」と笑わせた。

 野球経験のある瀧は、当時違和感を持ったことを聞かれ「野球部なんて同調圧力のかたまり。『水飲むな』って何だよ?って感じですよね」。部活は映画の良いアイデアになるとし「バレー部が襲ってくるみたいなこともあるかもしれない。跳び箱に食べられるとか、鉢植えの朝顔が襲ってくるとか」と私案を披露した。

 この日は5月の完成披露上映会に続き、撮影に協力した日体大体操部員が登壇。作品さながらの真顔でサボテンなどの組体操を披露すると、瀧はノリノリで“実況中継”を加えて盛り上げた。

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