◆サッカー北中米W杯▽1次リーグB組第2戦 カナダ6―0カタール(18日、BCプレース・バンクーバー)

 FIFAランク30位で開催国のカナダが56位のカタールに6―0で大勝し、W杯で初白星を手にした。勝ち点4とし同勝ち点のスイスを得失点の差で上回りB組首位に立った。

 自国バンクーバーでの試合なこともあり、スタンドは赤一色。観衆の期待に応えるように前半から得点を重ねた。まずは前半16分、FWのJ・デービッドの強烈なミドルシュートからのこぼれ球をFWラリンが押し込み、先制点を獲得。ラリンは2戦連発となり、幸先の良い出だしとなった。

 同29分にはエースによる待望の得点も生まれた。エリア手前から出した味方のパスが相手に当たり大きく跳ねると、J・デービッドが右足でダイレクトシュートを放ち、ネットの中へ。自身のW杯初ゴールはカナダの歴代最多得点に並ぶ通算40点目となった。同31分に相手選手の退場で数的優位を得ると、J・デービッドは前半終了間際にもネットを揺らし、リードを3点に広げた。

 後半11分にはMFコネが相手選手との接触で左足を負傷するアクシデントが発生し、場内も騒然となったが、同19分にはDFサリバが直接FKを沈めて4点差に。サリバは負傷交代したコネの背番号である8のマークを手で作ると、コネのユニホームを掲げた。同30分には相手のオウンゴール、後半アディショナルタイムにはJ・デービッドが3点目を決め、W杯で初の勝ち点3を決定的にした。

 2大会連続3度目出場のカナダは、12日の初戦でFIFAランク64位のボスニア・ヘルツェゴビナと1―1で引き分け。

それでもマーシュ監督は「カナダにとって歴史的な勝ち点1ではあるが、できれば勝ち点3を取りたかった」と悔しさを隠さず、W杯初勝利を目指して第2戦に臨んでいた。

◆カナダ(2大会連続3度目) FIFAランク30位。86年(自国開催)、22年は1次リーグ敗退。24年から米国出身のジェシー・マーシュ監督(52)が指揮。24年に招待された南米選手権で4強。DFデービスはバイエルンでプレー。開催国のため予選なし。首都オタワ。人口約4200万人。

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