北中米W杯で1次リーグを戦う日本は、第2戦でチュニジア代表と対戦(20日、メキシコ・モンテレイ)する。過去7大会でわずか1勝と“鬼門”の第2戦で、勝利を目指す。

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 22年カタール大会の第2戦コスタリカ戦(0●1)の敗戦は、絶望的で、致命的で、屈辱的なものだった。

 第1戦で日本はドイツに勝利(2〇1)したのに対し、コスタリカはスペインに大敗(0●7)。両者は大きく異なる雰囲気で、第2戦を迎えていた。

 後がないコスタリカは“奇襲”を仕掛けてきた。スペイン戦から布陣を変更し、4バックから5バックに変更。元々守備に自信のあったコスタリカは、絶対に勝ち点3が求められる一戦だからこそ、守備的な5バックで“原点回帰”を試み、日本戦に望みを託した。

 対する日本は、MF堂安律が「最初の5分、10分でいけるぞって雰囲気があった」と振り返るように、序盤は押せ押せの展開だった。しかし最後の精度を欠くプレーが続くと、徐々に最前線の上田綺世が孤立する展開に。前半の終盤に選手主導でコスタリカの布陣に合わせた3バック(5バック)の形に変えるも好転せず、嫌な流れで前半を終えた。

 後半になっても持ち直せずにいると、徐々に日本が焦りをみせてしまう。こうなると、少なくとも得点のにおいは感じなかったコスタリカにも勝機が出てきてしまった。後半36分、一瞬の隙を突かれて失点。

決勝点となるゴールを与えた。

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 初戦でスウェーデンに1―5で大敗したチュニジア。電撃的な監督交代に踏みきり、守備組織の構築に定評のあるルナール監督を招聘した。アフリカ予選10試合で無失点だった守備重視のチームカラーを持つチームだけに、前回のコスタリカ同様、守備面での“原点回帰”を図ってくることになりそうだ。

 長友佑都は言う。「カタールの時と同じようなシチュエーションなんですよね。引いてくる、守ってくる相手を崩すことは簡単ではない。今大会でも、強豪がいわゆる格下と言われるチームに苦戦しているところを見ても、本当に難しくなるだろうなっていう感覚はある」

 鎌田大地が「90分かけて勝つ」という独特の言い回しで表現したように、どんな奇策と相対することになろうが、どんな展開になろうが、焦ることなく試合を進めていくことが大事になる。アクセルを踏みすぎず、ブレーキをかけすぎず。コスタリカ戦の教訓を生かし、02年日韓大会ロシア戦以来となる第2戦の勝利をつかみたい。(岡島 智哉)

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