◆北中米W杯▽1次リーグF組第2戦 スウェーデン1―5オランダ(20日、ヒューストン競技場)
【ヒューストン(米国)20日=岡島智哉】森保ジャパンの「裏カード」として行われた一戦で、スウェーデンは1―5の大敗を喫した。第1戦でチュニジアに5―1で勝利するも、同じスコアでの完敗となり、得失点もゼロとなった。
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これほどまでに「不可解」なチームも珍しい。映像だけでなく、現地の記者席からスウェーデンの試合を見ても、その感想は深まるばかりだった。
欧州予選で未勝利も、カンファレンスリーグの成績が加味された“救済措置”でプレーオフへ。このプレーオフでは勝負強さを見せたものの、大会前の親善試合はハーランド欠場のノルウェーに敗れ、予選敗退のギリシャと引き分け。迎えた本大会でも、1試合目が5得点、2試合目が5失点。とにかく波があるチームだ。
基本的にはFWイサク(リバプール)、FWヨケレス(アーセナル)の2枚のタレントを生かした堅守速攻のサッカーだが、この「堅守」の部分は非常に怪しく、そして「速攻」の部分は非常にすさまじい。
チュニジア相手に5得点を奪ったのも、オランダ相手に5失点を喫したのも、ともにうなずけるチームと言える。言い換えれば、安定感はないが、爆発力はあるチームだ。
率いるポッター監督は、なかなかの実力者だと感じた。前半5分、後半2分に失点したことでゲームプランは完全に崩れていたが、給水タイム「ハイドレーションブレイク」で戦術を修正し、前半の終盤は完全にスウェーデン・ペースだった。
日本が1位通過を狙うなら、スウェーデンには複数得点での勝利が求められる。一方で勝ち点3のスウェーデンは、状況次第で引き分けで勝ち点を4に伸ばせば突破となるため、スローペースの試合に持ち込もうとする可能性もある。我慢比べになれば日本が優位とみるが、スウェーデンは何の脈絡もないところから点が取れる力を秘めたチームでもある。警戒心を最大限に高めた上で、地に足着けて戦うことが重要と言えそうだ。(岡島 智哉)

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