◆JERAセ・リーグ 巨人3―5中日(21日・東京ドーム)

 中日は、8回に一挙4点を奪い、逆転勝利を飾った。ベンチの采配がハマり、6カードぶりの勝ち越し。

敵地でのカード勝ち越しは今季初めてとなった。

 4点ビハインドの8回だった。岡林の二塁への内野安打と相手の失策で1死一、三塁とチャンスをつくった。8試合ぶりに4番復帰した細川が、高め直球を詰まらせながらも、右前に落とす適時打で1点を返すと、なおも2死一、二塁から高橋周が右前適時打で続いて、2点目を追加した。村松が四球を選んで、2死満塁としたところで、井上監督が阿部を代打に送った。

 この日の試合前時点で、代打打率3割5分3厘(17打数6安打)と勝負強さが光る阿部は、大勢の152キロの外角直球を右前へ。決勝の2点適時打に、この日の主役は「(大勢とは)今年3回、対戦があるけど、まっすぐが当たらなかったので、前に飛んでくれてよかった」と胸をなで下ろした。

 巨人の先発・井上を前に6回2死まで、3安打無得点、7三振と苦戦した打線が、相手のミスを見逃さず、最後に意地を見せた。采配がハマった劇的勝利に、井上監督は「みんなが集中した結果。なかなか点数がとれないなかで、この回(が勝負)だっていう攻撃だった。逆転できる試合が増えるように、一戦一戦戦っていくだけ」とナインをたたえた。

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