駿河男児ボクシングジム(富士市)のマーク・ビセレス(30)が22日、静岡県庁を表敬訪問。東洋太平洋ライトフライ級のタイトルを奪取したことを鈴木康友知事に報告した。

 ビセレスは4月29日に浜松で行われた王座決定戦で判定勝ち。知事室では、この試合のビデオが上映された。ダウンを奪う場面もしっかりと映っており、新王者は「県知事に見てもらえてうれしい」と話した。

 8歳で競技を始め、20歳のときにフィリピンでプロデビューも、24年に引退を決意。同年末にトレーナーとして来日したが、前島正晃会長の勧めで現役に戻り、日本での3戦目でベルトを手にした。「いいスタートを切れてよかったですね」と、知事はビセレスの努力をたたえた。

 同ジムにはWBOアジアパシフィック・スーパーフェザー級王者の大畑俊平も在籍しており、ふじさんメッセで9月26日に開催される大会では、2人の防衛戦などが予定されている。「びっくりするような相手とできると思います」と前島会長。ビセレスも「日本での生活は楽しい。目標は世界チャンピオンです」と今後を見据えた。

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