B2ベルテックス静岡は28日、PG/SG橋本尚明(33)が今季限りで引退すると発表した。橋本尚は愛媛出身で、2014年に大阪エヴェッサでプロのキャリアをスタート。

富山、横浜、島根、福島などを経て、2023―24シーズンからB2参入1年目の静岡に移籍。強度の高い泥臭いディフェンスと鋭いドライブや、高確率の3点シュートでチームにエナジーを与えた。23―24、24―25シーズンはプレーオフ進出に貢献した。

 12年の現役生活に別れを告げた橋本尚は、広報を通じて以下のようなコメントを出した。

 「このたび、プロバスケットボール選手を引退する決断をしました。大阪、富山、横浜、島根、福島、静岡。これまで所属した全てのチーム、関係者の皆さま、スポンサーの皆さま、そしてどんな時も応援し続けてくださったファンの皆さま、本当にありがとうございました。

 振り返ると、決して順風満帆な競技人生ではありませんでした。嬉(うれ)しいことも、苦しいことも、悔しいこともたくさんありました。でも最後に残った感情は、「感謝」です。

 この12年間でいろいろな思い出があり、そのどれもが僕にとっての人生の財産です。最高なバスケット人生でした。

 ここまで続けてこられたのは、出会ってくださった全ての方々のおかげです。そして、どんな時も支えてくれた家族、友人には感謝してもしきれません。本当にありがとうございました。

 プロキャリアの中で自分なりに掲げていた目標をある程度達成できたことで、達成感と同時に大きな喪失感もありました。だからこそ、次へ進むなら本気で、新しい挑戦をしたいと思いました。これからは、ジビエという未知の世界へ、またゼロから飛び込みます。

 簡単な道ではないと思っています。結果が見えない挑戦になるかもしれません。それでも引退しても挑戦する姿勢を見せ続け、挑み続けます!

 競技からは離れても、自分自身を磨き続け、限界に向き合い続けるという意味では、これからも変わらずアスリートであり続けたいと思っています。

 競技をすることだけがアスリートではなく、目標を持ち、努力し、挑み続ける生き方そのものを体現していきます。また皆様に新しいワクワクを届けられるよう頑張るので、変わらぬ熱い応援をしてほしいです。そしてこの挑戦が、スポーツ選手のセカンドキャリア問題を考える一つのきっかけになり、新しい選択肢や希望を示す第一歩になればと思っています。

競技人生には区切りをつけます。けれど、挑戦する人生に終わりはありません。これからもよろしくお願いいたします。ありがとう」

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