◆サッカー北中米W杯▽決勝トーナメント1回戦 ブラジル2―1日本(29日、ヒューストン競技場)

 FIFAランク18位の日本は、同6位のブラジルに後半アディショナルタイムに決勝点を奪われて1―2で敗退。3大会連続の16強進出を逃した。

DF谷口彰悟は3バックの中央で守備を統率したものの、後半に2失点を喫した。

 ◆谷口に聞く

 ―受け止めと相手が圧力を高めたところで課題は

 「悔しい敗戦になってしまって残念な気持ちでいます。試合の入りは悪くなかったと思います。むしろ自分たちの狙いというか、そういったものが発揮できたいい試合の入りができたし、先制点も奪えて理想とするような前半を過ごせたんですけど、後半少しまた相手が圧力をかけてきた。少し配置だったりとか、その辺も変えてきた中で、守り方というか、誰がどこをどう見るかっていうところをもう少しうまくやれたかなっていうのが今の率直な感想。あそこで押し込まれてしまって、結局クロスをあげられて、相手のアンカーの選手がやっぱりクロスに入ってきているので、その辺をもう少し、誰を見て、ズルズル引かないとか、その辺もやらないといけなかったなっていう。これももちろん結果論ですけど、その辺はもう少しうまくやらないといけなかったかなとは、思っています」

 ―押し込まれている時間にハイドレーションタイムでの修正点は

 「修正点としては、中途半端な5―4―1ではなくて、もう5―4―1ブロック組むんだったらちゃんと組む、出る時にはみんなで出るっていう、そういうところはもう1回チームの中に統一感を持って喋ることはできた。攻撃のところ、ビルドアップのところもボールを持つ時間はあったので、きちんとポジションをとってっていうところは、いい確認はあの時間でできたと思うし、そこからどう残りの20分ちょっとを過ごすかっていうところは、相手を見ながらっていう感じだった。頭の中ではもちろん延長っていうところも踏まえながら過ごしてはいましたけど、最後は隙をつかれた」

 ―堂安と中村が代わった後の意思統一は

 「両サイドの守備っていうところは、2枚の交代によってよりはっきりするし、そのメッセージはもちろんピッチ内でも感じていた。メッセージを感じて、それに対してこうリアクションしていくってところで、まずはしっかり追加点を取らせないっていうところは、チームとして統一してやったつもりでした。その分、少しこう、やっぱりラインも少し低くなったし、なかなかいい攻撃ができなかったってところは反省点ではあるんですけど。あのまま終わらせられればよかったなっていうところですね」

 ―4年間の成長と世界との差は

 「ブラジル相手ってところで、みんな臆することなく、むしろいけるっていう、隙あるよっていうところで、みんな強気でゲームに臨んだし、本当にいい入りができて、いいゲームができていたと思う。

結果的に負けてしまって悔しいし、ただその結果は勝つか、負けるか、やっぱり自分たちが勝つためにやりますけど、もう絶対はないですし、今回負けてしまったっていうところで残念ですけど、ここまでこの歩んできたプロセスというか、この試合に対しても、この3日間もそうだし、このW杯に向けてっていうこの4年間、3年半もそうだし、そこに対して何かネガティブな感情というか、何が足りなかったとか間違っていたとかっていうのは、正直今のところ思いつかないというか。それぐらいポジティブにやれていたし、それぐらい自信を持ってこの大会に臨めたし、この試合に対しても自信を持って、みんなが勝てるぞっていうところで前向きに臨めたので、そこに対する後悔は全くないです。ただ、だからこそ、結果として勝って次に進みたかったなっていうところです」

 ―逆転ゴールを決められた後、チームを鼓舞していた

 「正直、やっぱりあの時間帯での失点っていうところは悔しかったし、このまま終わって敗退っていうのはもちろん頭によぎった。でも、このまま終わってたまるかっていう気持ちももちろんあったし、なんとかワンチャンス、ツーチャンス、もう1回作って追いつきたいっていう気持ちはやっぱりあったし、みんなももちろんガクっときたのは見たら分かった。でもやっぱまだ残り2、3分あったので、絶対に諦めずに何か起こそうっていうところをもう1回チームとして鼓舞して、チームとしてやっぱり取りに行こうっていうメッセージを伝えたつもりではあります。最後ロングボールを使いながら、もうなりふり構わず狙いにいきました。悔しい結果でしたけど、でもそうやって最後まで戦うとか、諦めないとか、その辺はもうこのチームには十分備わっているし、それを最後まで表現できたっていうのは、次につながるというか、次につなげないといけないと思っています」

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