◆サッカー北中米W杯▽決勝トーナメント1回戦 ベルギー3―2セネガル(1日、シアトル競技場)

 FIFAランク9位のベルギーが、同15位のセネガルに3―2で逆転勝ちし、16強入りを決めた。セネガルに2点をリードされるも、迎えた後半42分にルカクのゴールで1点を返し、さらに同アディショナルタイム(AT)にティーレマンスが同点ゴールを決めて延長戦へ。

延長後半ATに再びティーレマンスがPKで決勝ゴールを決めて劇的な逆転勝ちを収めた。ベルギーは2018年ロシア大会の日本戦でも0―2から逆転勝ちしており、日本では“ロストフの悲劇”として知られている。ルカクは同戦にも出場し、終了間際に華麗なスルーで逆転ゴールを演出している。

 ◆ベルギーFWルカクに聞く

 ―(ロシア大会の)ベルギー対日本戦を思い出した

 「正直、こんな試合はうんざりだよ。すごく激しい試合だったけど、しっかり気持ちを込めたよ。僕たちはすごく度胸があったんだ。こういう試合にはそれが必要だ。リードされていたけど、最後に気持ちを見せた。こういう試合では強い意志が必要だ。セネガルは決勝トーナメントでも本当に技術、フィジカル面でもトップクラスのチームだから」

 ―後半42分のゴールが逆転勝ちにつながった

 「きっと天国の父が私を助けてくれているんだと思う」

 ―PKキッカーは直前で主将のティーレマンスに変わった

 「少し難しい時期を過ごしているから、ユーリ(ティーレマンス)にシュートを任せたかった。これは個人的なことではなく、チームが勝つべきだからね」

 ―この試合がW杯で今後のための土台に

 「必要なのはこういう試合で、こういう勝利だ。チームをもっと1つにまとめるためにね。

我々はすでに団結したチームだけど、こういう勝利こそが最も素晴らしい」

 ◆ロストフの悲劇 ロシアW杯決勝T1回戦(ロストフナドヌー)で、当時FIFAランク61位の日本は同3位ベルギーと対戦。日本は後半3分に原口が先制し、同7分に乾が追加点を挙げた。しかし、高さを生かした相手の攻撃により劣勢に立たされ、1点を返された同29分、フェライニに同点ゴールを許す。2―2のまま延長戦にもつれ込むかと思われたロスタイム4分、本田の左CKがGKクルトワにキャッチされると、そこからわずか14秒、高速カウンターからゴール前のクロスをルカクがスルーし、フリーになったシャドリに逆転弾を許した。日本はラストプレーで8強入りを逃した。

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