◆サッカー北中米W杯▽決勝トーナメント1回戦 ポルトガル2―1クロアチア(2日、トロント競技場)

 クロアチアが“ラストワンプレー同点弾”が幻となり、敗退が決まった。

 1点を追う後半アディショナルタイム(AT)。

クロスをMi・パシャリッチ(アタランタ)が折り返したところ、相手選手に当たりゴールネットに吸い込まれた。劇的同点弾にイレブンは大喜び。しかし、VAR検証の結果、Mi・パシャリッチがオフサイドと判定された。40歳のモドリッチ(ACミラン)が首を横に振り苦笑。そのまま試合は終わり3大会連続の決勝トーナメント1回戦突破はならなかった。

 リードを守り切れなかった。後半8分にMFペリシッチ(PSV)がクロスを左足で突き刺して先制した。同23分にPKを取られると、C・ロナウドに決められ同点に追いつかれた。さらに後半ATに勝ち越しを許した。クロアチアは前回は3位、前々回準優勝と安定した好成績を残していた。チームをけん引してきたモドリッチは40歳となったが、この日も通算203試合目の先発。37歳のペリシッチらとのベテラン軍団は老かいなプレーで前半こそボール保持を許したが、後半にエンジン点火。

円熟味のある試合運びは健在だったが、あと一歩届かなかった。

 5大会出場のMFモドリッチと6大会連続得点を達成した41歳C・ロナウドとの対決も注目された。今大会は選手のステータスを示す「パッチ」が新たに導入され5大会以上の出場を果たす選手には「レガシーパッチ」が右肩に付けられており、2人は勲章を付けた。ともにRマドリードに所属し、欧州CLなどでしのぎを削った旧友とはW杯では最後の対戦になる可能性が高い。その一戦で軍配が上がったのはC・ロナウドだった。

 モドリッチらベテラン勢は30年大会の出場は厳しい。激戦の欧州予選を勝ち抜くには世代交代が迫られることになりそうだ。

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