◆サッカー北中米W杯▽決勝トーナメント1回戦 ポルトガル2―1クロアチア(2日、トロント競技場)

 ポルトガルがクロアチアに競り勝ち、3大会連続で16強入りを決めた。1点を追う後半23分。

PKを獲得するとC・ロナウドが真ん中に突き刺し、今大会3得点目で追いついた。自身初となる決勝トーナメント(T)での得点は同国代表で同僚だったペペの持つ39歳を超える決勝T最年長ゴール。さらに後半アディショナルタイム4分にFWラモスのゴールで逆転勝ちを収めた。

 昨年のこの日、元ポルトガル代表のジョタさんが交通事故で亡くなった。命日での試合で天国の仲間に捧げる16強入りとなった。代表で49試合14得点を挙げ、英プレミアリーグではリバプールの優勝にも貢献。本来ならばジョタさんは26人のメンバーにも入るはずだった。ロナウドは試合後ジョタさんのユニホームを持って記念撮影。ユニホームに袖を通し、友人と一緒に勝利の喜びに浸った。

 マルティネス監督は代表メンバー発表時にジョタさんに言及し「+1」で戦うと表明。指揮官が「W杯優勝が彼の夢だった」と戴冠を約束していた。ジョタさんが主に着けていた背番号21は親友のFWのR・ネベスが継承。

そのネベスが1―1の後半36分に出場を果たすと、後半アディショナルタイムにラモスの逆転ゴールが生まれた。ポルトガルの劇的ゴールには天国のジョタさんが力を貸してくれたのかもしれない。

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