◆サッカー北中米W杯▽決勝トーナメント2回戦 パラグアイ0―1フランス(フィラデルフィア競技場)
決勝点となるPKを決めたフランス代表FWエムバペは試合後、「ラフなサッカーのやり方も分かっている。それを実行して勝った」と振り返った。
試合中は徹底マークされ、前半34分過ぎにはファウルをされて相手を突き飛ばして激高。両チーム入り乱れて一触即発の雰囲気になった。同38分にはパスをしてゴール前へ走り込むとした際に、相手DFの手が左肩に水平チョップのような形で直撃。倒れ込んだがファウルの判定すらなかった。後半25分にPKを蹴る前にも相手に囲まれ、挑発されたが冷静に決めてみせた。
ラフプレーの“被害者”は多くいたが、90分間の試合中、パラグアイにイエローカードが提示されることはなかった。試合後は両チームがウズベキスタン出身の主審を取り囲み、パラグアイGKは握手を求めたが無視されたとしてエムバペにボールをぶつける、後味の悪さが残った。
英デイリーメールなどによると、エムバペは「言葉は悪いけれど、やってやると言われたら、言い返す。汚いプレーが必要ならば、やる」と挑発を受けて立つ気構えだったことを吐露。「相手は僕たちがタキシード姿で華麗に動いてパスをすると思っていたんだろう。けれど、こっちだってラフなサッカーのやり方も分かっていて、それを実行して勝った。その点でも相手を上回れた」とコメントした。

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