◆米大リーグ ドジャース―Dバックス(10日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(32)が10日(日本時間11日)、本拠地・Dバックス戦に「1番・DH」で先発出場。左膝の炎症で登板を回避し、急きょ“一刀流”となる中、3点を追う5回1死一塁で迎えた第3打席はWBCベネズエラ代表左腕のロドリゲスから中飛に倒れた。
2点を追う初回先頭の第1打席ではロドリゲスの92・3マイル(約148・5キロ)直球に対応。見逃せば内角のボール球だったが、打球速度104・6マイル(約168・3キロ)、角度29度、飛距離381フィート(約116・1メートル)で2試合ぶりの21号ソロを左中間席に運んだ。大谷の先頭打者弾は2試合ぶり今季8本目で、通算32本目。日本人の最多記録はイチロー(元マリナーズなど)の37本となっており、あと5本と記録更新も見えてきた。体の不調を抱えており、この日もダイヤモンド一周の走り方がぎこちなく見えたが、最近4戦3発と“鉄人”ぶりを発揮した。3回先頭の第2打席は空振り三振だった。
当初、この日は投手としての登板予定だったが、現地午後1時に球団が「左膝の炎症が続いているため、今夜予定されていた先発登板を回避する。週末の残りの試合はDHで出場するが、Dバックスとのシリーズ終了後、後半戦に向けて最善の状態を整えるため、膝の治療を受ける予定」と発表。併せて両リーグ最多得票で6年連続6度目の出場が決まっていたオールスター不参加も電撃発表した。
試合前会見でロバーツ監督は「(投げられないことは)昨日の朝に分かった」とし、「スタッフや翔平本人と話し合った中で、彼はここまで膝の状態を本当にうまく管理してきた。今、このタイミングで先回りして膝の水を抜き、必要な処置をして状態を管理できるチャンスがあるなら、オールスターブレイクの休養も含めてそうしようということになった」と説明した。
大谷はリアル二刀流の翌日、6月11日(同12日)の敵地・パイレーツ戦で左膝の炎症で途中交代。欠場は1試合だけで復帰し、以降も出場を続けてきたが、指揮官は「(左膝の腫れは)少しはある。でも、見ての通りバットは振れているし、パフォーマンスにはほとんど影響していない。盗塁は控えさせているが、本人の状態はいい。今回は『悪化する前に対処できる機会があるならやってしまおう。これ以上の負担をかけないようにしよう』という考えだった」と明かした。前半戦の最終戦の12日(同13日)に治療を受け、後半戦開幕となる17日(同18日)の敵地・ヤンキース戦には出場予定だという。










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