◆米大リーグ パドレス3―5ブルージェイズ(10日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

 ブルージェイズ・岡本和真内野手(30)が10日(日本時間11日)、敵地・パドレス戦に「3番・三塁」でスタメン出場し、2試合連続本塁打となる22号3ランを放ち、2018年に大谷翔平(当時エンゼルス)が記録したメジャー1年目の日本人最多記録に並んだ。3打数1安打3打点でチームを3連勝に導く原動力となった。

 5回1死一、二塁で迎えた第3打席だ。ここまで2打席連続空振り三振だった岡本は、パドレス2番手右腕ブリトに対し、カウント2-2からの7球目、内角低めを高々と打ち上げると、左翼席前列に放り込んだ。打球速度107・6マイル(約173・2キロ)で飛距離377フィート(約114・9メートル)、打球角度44度の“ムーンショット”で5-2と勝ち越した。7回2死の第4打席は四球だった。

 ダイヤモンドを一周すると、チームメートとお辞儀ポーズで喜びを共有。赤いホームランジャケットを着せられ笑顔を浮かべた。

 岡本は8日(同9日)、敵地・ジャイアンツ戦に「6番・三塁」でフル出場し、21号満塁弾を放つなど、5打数2安打4打点でチームの勝利に貢献した。初回1死満塁で逆方向にはじき返すと、右翼フェンスに跳ね返ったかのようにも見えて岡本はスピードを上げて走ったが、本塁打判定となった。

 シュナイダー監督は岡本の一発に「日本人1年目の最多本塁打は22本だったと思う。まだオールスター休み前なのにもかかわらず、攻守の両面で我々の期待以上の活躍を見せている。チームにも溶け込み、一振りで試合の流れを変えることができる」とたたえた。

 日本人選手がメジャー1年目で22本塁打を放つのは、18年の大谷翔平(当時エンゼルス)に続いて2人目で最多。

レギュラーシーズン162試合の94試合目で、まだ68試合を残しているが、早くも岡本は大谷の記録に並んだ。シーズン162試合に換算すると37・9発ペース。日本人右打者のシーズン最多32本(25年、鈴木誠也カブス)も上回るペースで本塁打を量産している。直近4戦3発と本塁打のペースも上がってきている。

 ◆日本人選手の1年目の本塁打上位(▲は左打ち)

 〈1〉22 ▲大谷翔平(18年、エンゼルス)、岡本和真(26年、ブルージェイズ)

 〈3〉20 ▲村上宗隆(26年、ホワイトソックス)

 〈4〉18 城島健司(06年、マリナーズ

 〈5〉16 ▲松井秀喜(03年、ヤンキース)

 〈6〉15 井口資仁(05年、ホワイトソックス)、▲吉田正尚(23年、レッドソックス)

 〈8〉14 鈴木誠也(22年、カブス)

編集部おすすめ