プロボクシング大橋ジムの大橋秀行会長(61)が13日、ウエルター級(66・6キロ以下)で優勝賞金1000万円を懸けたトーナメントを来年にも開催するプランを明かした。

 同ジムが主催する興行「フェニックスバトル」では、これまでヘビー級、スーパーフェザー級(開催中)で優勝賞金1000万円を懸けたトーナメントを開催してきた。

大橋会長は「来年はウエルター級で1000万円トーナメントをやる予定でいます。ウエルター級は今一番面白い選手がたくさんいて、盛り上がる階級だと思っています」と構想を発表した。

 東洋太平洋同級王者の佐々木尽(24)=八王子中屋=は、9月21日にWBOアジアパシフィック&日本同級王者セムジュ・デビッド(33)=中日=と地域3冠を懸けて激突する。また、5月2日に東京ドームで佐々木に王座を奪われた前東洋太平洋同級王者・田中空(25)=大橋=は8月19日に再起戦に臨む。

 佐々木と田中がともに次戦で勝利すれば、両者は来年にも再戦することが規定路線で、1000万円トーナメントには参加しない見通しだ。大橋会長は「スーパーフェザー級トーナメントのベスト4にはスター選手が残っている。こういった形を続けていくならば、ウエルター級が一番いいのではと思っている。田中空、佐々木尽を外しても、ほかの選手もパンチがあって倒しに行く、いろんなスタイルの選手がいる」と話した。

 昨年5月にスタートしたヘビー級トーナメントには15選手が参加。同年12月の決勝で、マハンハイリー・ヌールタイ(中国)が大沼ケン(角海老宝石)を下して優勝した。

 スーパーフェザー級トーナメントは今年1月からスタート。9月8日の準決勝では、元日本フェザー級王者で現IBF世界スーパーフェザー級15位の松本圭佑(大橋)が日本同級2位・木谷陸(KG大和)と対戦し、日本同級1位・木村蓮太朗(駿河男児)と元WBOアジアパシフィック同級王者・渡辺海(ライオンズ)が激突する。

 ウエルター級トーナメントの開催は、世界の分厚い壁が立ちはだかる中量級の起爆剤となりそうだ。

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