落語家の桂文枝が16日、誕生日恒例の「桂文枝独演会~落語家60年目のハレ舞台~」を、大阪・なんばグランド花月で開催した。

 この日は83歳の誕生日でもあり、入門60年の節目と重なってめでたさもひとしお。

文枝は「60年の階段を上ってきた集大成を」と意気込み、落語家人生を「最初の20年」「次の20年」「現在までの20年」の3章に見立て、それぞれの時代から創作落語3席「にぎやか寿司」「じいちゃんホスト」「AI(愛)からはじまる…」をピックアップした。

 「Happy Birthday to You」の出囃子に乗って文枝が登場すると、大きな拍手。「誕生日を迎えてしまいました。まさか83歳になるとは…3歳の頃は思いもしなかった」と笑わせた。また、交流の深いザ・ぼんちオール阪神・巨人をゲストに迎え、文枝の素顔が垣間見えるトークでも会場を沸かせた。

 エンディングで文枝は、前日まで体調を崩していたことを明かし、「一生懸命、3席やらせてもらいました」とホッとした表情。割れんばかりの拍手に包まれると、「小さい時から泣き虫で…」と涙をぬぐい、「これからもいろいろ作って、皆さんに喜んでいただけるよう頑張ります」と決意を新たにしていた。

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