日本サッカー協会(JFA)は24日、都内で会見し、来年1月開幕のアジア・カップ(サウジアラビア)まで続投する森保一・日本代表監督、宮本恒靖会長、山本昌邦技術委員長が出席した。23日の理事会では森保監督の3期目続投とともに、後任監督で来年3月からU―21代表監督の大岩剛氏が決定した。

*  *  *

 約1時間10分にわたって行われた会見では、「協会として次の4年間で何を目指すのか」と問われた宮本会長が次回W杯の目標設定について言及した。

 「今回のW杯を戦って思うのは、全ての力を上げなければいけない。そういった意味では育成、強化、人材の発掘をしなければいけないのは今回のW杯に限らず、より一層思った」と現状を受け止めた。その上で「ベスト8に入ったチームとの違いもデータで出てきた。今後は今回のベスト8に入ったチームより良い数字を目指していくことが大切」と続け、「我々はまだベスト8に行っていない。今回の準々決勝、準決勝を見た時にかなり高いレベルにある」とも語った。

 26年北中米大会は2期目の森保監督の下、優勝を目標に掲げたが、決勝トーナメント(T)1回戦で敗れ、32強。16強が過去大会で4度あるが、決勝T1回戦の壁を5度目の挑戦でも破ることはできず、宮本会長は「『新しい景色』と前回のW杯で話し、それがベスト8だと思っているので、ひとつの目処に考えている」と述べた。JFAには2050年までに「優勝」という大目標もある中、「2030年にベスト4を目指す」と、2005年宣言の中で発信している。会長は「当時とはまた状況が変わり、参加国数も増えた。そういったことの(目標)修正は必要かなと今の時点では思っている」と、参加チーム増の状況もかんがみて、8強に“下方修正”する可能性を示唆した。

 山本委員長は、先日の技術委員会後、「ブラジル戦で言うと、ボールを奪う位置が、グループリーグの3試合より10メートルくらい下がった。

これはコーチングスタッフの振り返りの中でも分析している」と話していた。

編集部おすすめ