浦和の曺貴裁監督が5日、J1開幕のG大阪戦(7日・パナスタ)に向けた試合前取材の中で、かつて湘南で指導した元日本代表MF遠藤航に向けた胸中を明かした。遠藤は北中米W杯の目前に、負傷のために代表チームから離脱。

直後に代表引退を表明した。曺監督は教え子である遠藤について「僕は彼のことを信頼していますし、彼がどういう思いでその時もいて、今も(リバプールで)やっているかを他の人よりもなんとなく理解しているつもり」と、その胸の内を代弁するかのような深い理解を示した。

 遠藤が今大会に懸けていた覚悟について、曺監督は「一番このW杯で自分を見せたいと思ってたのは彼であることは間違いないし、このW杯を最後に日本代表はもう終わりだなって最初から覚悟していたと思う。あの形で終わったのはチームにとっても本人にとっても無念だったんだろうなと思います」と心中を思いやった。

一方で「ただ、そのことを誰かがとか、何かの責任にすることはないので、それを前向きに、間違いなく次の人生にあいつはいかしていくっていうのは分かっているので」と、教え子の人間性と今後に期待した。

 また師弟だからこそ、切なくも温かい親心がのぞいた。「ただ、一応僕も長い間というか、短い時間というか、彼と一緒に仕事をしてやってきたので、彼の何分の1、しかないですけど、すごく残念な気持ち。あの舞台に立たせてあげたかったなっていうのはある」世界で戦う教え子への惜しみない愛情とリスペクトをにじませていた。

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