フィギュアスケート サマーカップ最終日(12日、滋賀・木下カンセーアイスアリーナ)

 女子フリーが行われ、ショートプログラム11位から出た大庭雅(東海東京FH)は、92・45点、合計147・90点で13位だった。フリーではジャンプにミスが出て順位を落とし「朝の練習でもジャンプははまっていたので、悔しい。

ちょっと丁寧に跳びにいきすぎたかなと思う」と、振り返った。

 4月から東海東京FHの社員として、フルタイムで働く大庭。氷上練習は週末の2日間で、平日は1日氷に乗れれば乗る生活を送っているという。「昨シーズンに比べると、練習量はかなり減った」。それでも今大会はショートプログラムを通過し、フリーも完走。社会人として、一時は「戦う選手としては、難しいんじゃないかと思っていた」と明かしたが「今日、この演技をして悔しいと思えるのがすごいなと。自分がまだ戦おうとしている、頑張って全日本を目指しているという自分のモチベーションにすごいなと思う」と、率直な胸の内を語った。

 全日本選手権には14度出場。8日に31歳の誕生日を迎えた。「皆さんと同じで、気がついたらこれが出来なくなってる、ちょっとしたことで筋肉痛とかになるんですけど…」。年齢は重ねても競技への情熱は消えず。平日は退勤後、毎日ジムへ。

有酸素運動や体幹トレーニングで3~4時間汗を流し、午後11頃に帰宅する。翌朝は6時30分頃起床する生活に「習慣ついているので。全然、苦でもない」とサラリと言う。9日から4日間行われた今大会、この日は平日だった。大庭は「今日の試合は、有休で出場しています。すごく私のために理解していただいている会社なので、すごくありがたいです」と白い歯をこぼした。

 「ある意味、挑戦の年でもあると思うので。1日1日、大事にスケートを練習したいなと思っています。1個でも多くの試合に出られたら」と、31歳の誓い。最大の目標は、12月に見据える。大庭は「中部ブロック選手権に出場することで、そこから西日本だったり、全日本選手権だったり。一つでも多くの試合に出場できるように、頑張りたいです」と拳を握った。

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