アマチュアボクシング2023年全日本選手権ライト級王者の中山颯太(22)と高校3冠の古城佑馬(18)=ともに帝拳=が、10月3日に東京・後楽園ホールで開催される「DYNAMIC GLOVE on U―NEXT Vol.48」でプロデビュー戦に臨むことが決まった。16日、帝拳ジムが発表した。

中山は56キロ契約6回戦で、初来日となるウェンデル・ババソル(フィリピン、4勝2KO2敗)と対戦する。

 アマチュアで70勝(30RSC)8敗の実績を誇る中山は、ボクシング界で次男・鉱一(現・駒大3年)、三男・聖也(現・大橋ジム)とともに「中山三兄弟」として注目を集めてきた。昨年度は三兄弟そろって駒大の主力として活躍。関東大学リーグ1部で長男・颯太がライトウエルター級、鉱一がライト級、聖也がフライ級で階級賞を獲得。全勝でチームのリーグ2連覇を支え、颯太は全日本大学王座決定戦で最優秀選手賞に輝いた。さらに24年アジアエリート選手権、25年タイオープン国際トーナメントで銀メダルを獲得するなど、国際舞台でも結果を残してきた。

 帝拳ジムを通じてコメントを発表した中山は、「弟(聖也)も8月19日にデビュー戦が決まっており、是非勝ってもらって良い流れを受けて行きたい」と兄弟そろっての船出に思いを込めた。帝拳ジム入り後は世界ランカーや日本ランカーとのスパーリングを重ね「こんだけ強い人たちとやっているんだから、と自信も付きました」と手応えを口にする。相手のババソルについては「パンチもまとめてくるし、基本もしっかり出来ている選手」と警戒しつつ、「序盤から落ち着いて対応して後半に崩せるように頑張りたい」と青写真を描いた。

 同日プロデビューする古城とは、地元が同じ福岡県でアマチュア時代からの顔なじみ。「一緒に頑張ってきたので是非一緒に勝ちたいです」という中山は「ジムの練習ではいつも冷静にやっているつもりですが、10月3日は心を燃やしてひたむきに頑張ります。まだ“無敗”なのでこのまま無敗を守って行きたいです」と初白星への意欲をにじませた。

 ◆中山 颯太(なかやま・そうた)2003年11月20日、福岡市東区生まれ。22歳。6歳からスタービーアマチュアボクシングスクールでボクシングを始め、東福岡高、駒大で活躍。23年の全日本選手権、25年の国スポで優勝。24年のアジア選手権、25年のタイオープン国際トーナメントで銀メダル。アマチュア戦績は70勝(30RSC)8敗。身長173センチの右ボクサーファイター。4人きょうだいの長男(弟2人、妹1人)。

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