◆プロボクシング ▽52キロ契約6回戦 中山聖也―ナッタポン・ジャンケーウ(8月19日、東京・後楽園ホール)

 アマチュアボクシングで7冠を達成した中山聖也(19)=大橋=が19日、プロデビュー戦となる52キロ契約6回戦に臨む。18日は都内で前日計量が行われ、中山が51・8キロ、対戦相手の元WBAアジア・スーパーフライ級王者ナッタポン・ジャンケーウ(30)=タイ=が51・7キロでクリア。

6月の所属ジム主催興行内でB級(6回戦)プロテストを受験し、合格した中山は、デビュー戦へ向け「まず入場から、スピード、パワー、距離感だったり、自分のボクシングの全てを見てほしいです」と意気込みを語った。

 兄でアマチュア2023年全日本選手権ライト級王者の中山颯太(22)=帝拳=も、10月3日に後楽園ホールでプロデビュー戦に臨むことが決まった。颯太はデビュー戦に向け、帝拳ジムを通じ「弟もデビュー戦が決まっており、ぜひ勝ってもらって良い流れを受けて行きたい」とコメントしていた。聖也は「本人(颯太)からは何も連絡は来ていませんが」と苦笑しながらも、「デビュー戦なので多少気負うところはあると思うが、まずは楽しんで、自分の最大限のパフォーマンスを見せれば(兄へ)いいつなげ方ができると思うので、いつも通りやっていきたい」と話した。

 対戦相手のナッタポンは2019年9月にプロデビュー。20年11月、WBAアジア同級暫定王座を獲得し、後に正規王者に昇格(防衛1度)。日本人とは矢代博斗(当時・帝拳)、佐野遥渉(LUSH)、中川麦茶(ミツキ)と対戦し、いずれも敗れている。戦績は13勝(9KO)6敗。

 プロキャリアでは大きく上回る相手とのデビュー戦だが、中山は「ボディーでも頭でも倒すイメージはできている。練習してきたことを出せればいいフィニッシュで終わると思うので、そこを意識してやっていきたいです」と快勝デビューを誓った。

 ◆中山 聖也(なかやま・せいや)2006年11月7日、福岡市東区生まれ。19歳。

6歳から兄2人と「スタービーアマチュアボクシングスクール」でボクシングを始める。22~24年総体、23、24年選抜、23年アジアユース、25年国スポでも優勝するなど、東福岡高、駒大でアマ7冠。アマチュア戦績は57勝(30RSC)1敗。身長171センチのサウスポー。4人きょうだいの三男(兄2人と妹1人)。趣味は買い物。

 ◇全対戦カード

 ▽WBOアジアパシフィック・ライト級タイトルマッチ10回戦

王者・宇津木秀(ワタナベ)―同級2位・高橋麗斗(パンチアウト)

 ▽ウエルター級8回戦

田中空(大橋)―レイモンド・ヤノング(フィリピン)

 ▽東洋太平洋バンタム級王座決定戦10回戦

同級6位・岡聖(大橋)―同級7位・中山慧大(六島)

 ▽52キロ契約6回戦

中山聖也(大橋)―ナッタポン・ジャンケーウ(タイ)

 ▽東洋太平洋スーパーフライ級タイトルマッチ10回戦

王者・吉田京太郎(ワタナベ)―同級1位・韓亮昊(六島)

 ▽東洋太平洋ミニマム級王座決定戦10回戦

北野武郎(大橋)―エルソン・トリニダード(フィリピン)

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