10月29日に東京・後楽園ホールで行われる「Lemino BOXING フェニックスバトル 162」の対戦カード発表記者会見が18日、都内で行われた。メインイベントの東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦10回戦では、東洋太平洋&日本同級3位の「ザ・サンダー」片岡雷斗(20)=大橋=が、東洋太平洋同級1位アルアル・アンダレス(26)=フィリピン=と対戦する。

 3戦目で東洋太平洋王座を獲得すれば、WBA世界スーパーフェザー級4位・堤駿斗(27)=志成=、IBF世界バンタム級9位・横山葵海(25)=ワタナベ=、WBOアジアパシフィック・東洋太平洋スーパーミドル級王者・森脇唯人(30)=ワールドスポーツ=と並ぶ国内男子最速記録となる。片岡は「3戦目にチャンスをいただけたことに大変感謝している。3戦目、何が何でも勝って次につなげていきたい」と意欲。東洋太平洋王座を獲得すれば、国内男子最速となる4戦目での世界王座獲得に挑む権利を得られるが、「今のところ自分は目の前にあるベルトを取ることしか考えていないです」と強調した。

 2023年アジアユース選手権優勝などアマチュア6冠の片岡は、今年3月のプロデビュー戦で当時日本ライトフライ級6位の大橋波月(湘南龍拳)に6回TKO勝ち。6月のプロ第2戦ではスリヤ・プッタルクサ(タイ)を1回KOで仕留めた。

 対するアンダレスは、23戦18勝(8KO)2敗3分けの戦績を誇り、現在IBF9位、WBC13位にランクされる。19年8月にはWBA世界ミニマム級王者・ノックアウト・CPフレッシュマート(タイ)に挑戦し、8回負傷判定負けしている。

 世界挑戦経験もある難敵に対し、片岡は「自分のボクシングを100%出して、判定でもKOでも何が何でも勝ちます。もちろん隙があれば倒しにいく」と誓った。

 同興行の第1試合では、弟の「ザ・ドリーム」片岡叶夢(18)=大橋=が、プロ第2戦でジャカパン・セーントーン(タイ、31戦17勝13KO14敗)と対戦する。叶夢は、6月に雷斗と同じ興行でプロデビュー戦に臨み、アタッチャイ・プラソエトリ(タイ)に3回TKO勝ちしている。

「2戦目で素晴らしい興行に出させてもらえることをうれしく思う。前回の試合でたくさん学んだことがあり成長できた。次の試合も圧倒して勝ちます」と意気込んだ。

 2戦続けての片岡兄弟の共演。雷斗は「弟からしてみたらすごい心強いと思います。頼れるお兄ちゃんで」と冗談交じりに語ると、叶夢は「1試合目でしっかり圧倒した勝ち方をして、兄につなげられたらなと思っています」と力を込めた。

 ◇10・29全対戦カード

▽東洋太平洋ライトフライ級王座決定戦10回戦

片岡雷斗(大橋、2勝2KO)―アルアル・アンダレス(フィリピン、18勝8KO2敗3分け)

 ▽東洋太平洋&日本フライ級タイトルマッチ10回戦

王者・野上翔(RK蒲田、8勝4KO)―田中将吾(大橋、5勝3KO1分け)

 ▽54・0キロ契約8回戦

坂井優太(大橋、8勝7KO)―ペッチ・ソー・チットパッタナ(タイ、81勝54KO2敗)

 ▽東洋太平洋スーパーバンタム級タイトルマッチ10回戦

王者・石井渡士也(RE:BOOT、11勝8KO2敗2分け)―二瓶竜弥(DANGAN郡山、13勝4KO3敗2分け)

 ▽WBOアジアパシフィック・フライ級タイトルマッチ10回戦

王者・富岡浩介(RE:BOOT、11勝8KO4敗1分け)―佐野篤希(伴流、9勝4KO)

 ▽6回戦

片岡叶夢(大橋、1勝1KO)―ジャカパン・セーントーン(タイ、17勝13KO14敗)

編集部おすすめ