プロボクシングWBC世界ライトフライ級王者・岩田翔吉(30)=帝拳=が23日、都内でWOWOW「エキサイトマッチSP 増田陸vs比嘉大吾、岩田翔吉vsバディージョ」(24日午後9時~、WOWOWライブ・オンデマンドで放送・配信)の収録に参加。「統一戦ができるのはボクサーとして幸せ。

もちろんその気持ちはある」と王座統一戦やWBAスーパー&WBOミニマム級王者オスカー・コラーゾ(29)=プエルトリコ=とのビッグマッチに意欲を示した。

 岩田は7月20日に世界ランク1位のエリック・バディージョ(メキシコ)と対戦。4回にはキャリア初のダウンを喫し、9回にはボディーを打った際に相手がブロックした肘に当たり左手を骨折したが、11回TKO勝ちで初防衛に成功した。

 今後対戦したい相手として、コラーゾのほか、WBA休養&WBOライトフライ級王者レネ・サンティアゴ(34)=プエルトリコ=、IBF同級王者タノンサック・シムシー(26)=タイ、グリーンツダ=の3人の王者の名前を挙げた。

 岩田は3人の「全員とやりたい」と目を輝かせる。

 コラーゾは米リング誌のパウンド・フォー・パウンド(PFP、全階級を通じての最強ランキング)で10位にランクされている。ライトフライ級への転向を見据えており、今年6月には米メディアを通じて「岩田とバディージョの勝者と戦いたい」と発言していた。岩田は「コラーゾは世界的にも評価が高い選手。(階級を)下から上げてくるということで、一発のパンチを当てれば倒す自信もすごくある。コラーゾとやって評価を上げたい気持ちが強い」と自信をのぞかせた。

 サンティアゴは、岩田がWBO同級王者時代の25年3月に初防衛戦で対戦し、0―3の判定で敗れた相手。「必ず借りを返したい」としながらも、「サンティアゴとやるならベルトを2本ずつ持ってリベンジした方が盛り上がる。

タノンサックをやってからの方がいいのかな」と2団体統一王者として雪辱戦に挑むプランを思い描いた。

 タノンサックは、9月26日に静岡で同級12位の挑戦者マーク・ビセレス(30)=駿河男児=との防衛戦に臨む。「ファンからも戦ったら面白いとよく言われる。静岡にも見に行けたらいいかなと思っている」と話した。

 また、9月2日には、横浜BUNTAIでWBA王座決定戦が行われ、プロ5戦目の同級1位・吉良大弥(23)=志成=が同級2位・カルロス・カニサレス(33)=ベネズエラ=と対戦する。この試合も現地で見届ける予定で「吉良が勝ってもカニサレスが勝っても、統一戦ができるというのは、ボクサーとして本当に幸せなことだと思う。もちろんその(対戦したい)気持ちがあります」と統一戦への渇望を明かした。WBC王者は複数のビッグマッチへの青写真を描いている。

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