◆プロボクシング▽ウエルター級(66・6キロ以下)8回戦 〇柴田尊文(TKO 2回1分42秒)タワットチャイ・プレースィートーン●(22日・神戸市立中央体育館)

 日本ウエルター級1位・柴田尊文(グリーンツダ)がタワットチャイ・プレースィートーン(タイ)から5度ダウンを奪い、2戦ぶりのKO勝ちを挙げた。通算成績は柴田が12勝(8KO)2敗1分け、タワットチャイが3勝(2KO)3敗。

 柴田は初回からエンジン全開。初回、強めのジャブで最初のダウンを奪うと、連打で立て続けに2度目、3度目のダウンを奪った。フリーノックダウン制でゴングに救われたタワットチャイに、2回も襲いかかり、さらに2度のダウンをゲット。計5度目のダウンでレフェリーが試合を止めた。勝者は圧勝劇にも「自分は下手なので、うまくワンツーをちゃんと打っていこうと思って」と謙遜し、勝ち名乗りを受けた。

 熊本・上天草市出身。今夏の令和8年熊本地震で実家に大きな被害こそなかったが、生まれ育った同県の惨状に心を痛めている。「試合が終わったので一度、熊本に帰りたい。家族や友人に会ったら、すぐに帰ってきて、また練習です」と次戦を見据えた。12月に大阪で、日本王座チャレンジ権を争う最強挑戦者決定戦で同級2位・小林孝彦(一力)戦が決定済み。自身初タイトル獲得まで手の届くところにきた。勝ち続けて、故郷・熊本に吉報を届ける。

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