◆サマー2000シリーズ第5戦、第62回新潟記念・G3(8月30日、新潟競馬場・芝2000メートル)

 24年のオークスと秋華賞を制した牝馬2冠馬のチェルヴィニア(牝5歳、美浦・木村哲也厩舎、父ハービンジャー)は苦しい戦いが続いている。前走のヴィクトリアマイルは16着と、キャリア14戦目で最も大きく着順を落とした。

 明確な敗因がある。5走前の25年しらさぎS(2着)以降、マイルや1800メートル戦を使われてきたが、3歳時にG1タイトルを獲得したのはともに2000メートル以上。太田助手は「古馬の一線級となると、マイルはやはり大変だったのかなと思います」と距離適性の差を痛感した。今回は秋華賞以来の2000メートル戦。「かなり舞台設定は向くと思います」と巻き返しに燃える。

 中間は強い調教を積んでいる。美浦・Wコースで2週前追い切りは6ハロン79秒7―11秒7の猛時計、1週前追い切りは80秒7―11秒4を計時。同助手は「前に馬を置いて多少の力みはありましたが、馬が応えてくれました」と好感触だ。復活に向けて調整に抜かりはない。初勝利を挙げた23年8月の未勝利戦以来となる3年ぶりの新潟で、ハービンジャー産駒が存在感を示す。

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