プロボクシングで7月に世界3階級制覇を達成したWBO世界スーパーフライ級王者・寺地拳四朗(34)=BMB=の祝勝会が18日、京都市内のホテルで行われた。出席した約300人の後援者とともに、地元で喜びを分かち合ったチャンプ。

「王座返り咲きへ重圧もありましたが、自信も今までで一番強くて、(ウォーミング)アップのミット打ちの時から自信に満ちあふれていました。我慢して練習に耐えて本当によかった」と振り返った。

 試合後のオフはオーストラリア・シドニーへ約1週間、旅行に出かけ、今年から始めたゴルフなどを満喫したという。「気候もよく、ゆっくりできました。ベストスコア? 106。年内に100を切りたい」と笑顔。本業のボクシングは本格的なトレーニングを9月から再開する予定だ。

 次戦については「統一戦ができれば。相手には、こだわらない」と日本人初の3階級での2団体制覇を見据えた。父の永(ひさし)BMBジム会長は「9月27日の興行が終わってから」と坪井智也(帝拳)対リカルド・マラジカ(南アフリカ)のWBC世界同級王座決定戦(トヨタアリーナ東京)の後に、寺地の試合をプロモートする帝拳ジム・本田明彦会長に相談する意向。次の標的となるベルトはWBCかWBAかIBFか、寺地の今後の動向から目が離せない。

 寺地は7月20日、WBO世界スーパーフライ級王座決定戦(両国国技館)で、イスラエル・ゴンサレス(メキシコ)に3―0の判定勝ち。

日本人8人目の世界3階級制覇を達成した。

 ◆寺地 拳四朗(てらじ・けんしろう)1992年1月6日、京都・城陽市生まれ。34歳。ボクシング部主将を務めた関大卒業後の2014年8月、プロデビュー。17年5月、WBC世界ライトフライ級王座を獲得し8度防衛。21年9月、V9戦で矢吹正道に敗れ王座陥落も、22年3月の再戦でリベンジし奪還。同年11月、WBA同級王者・京口紘人を下し2団体統一。24年10月、WBCフライ級王座を獲得し2階級制覇。今年7月に3階級制覇。身長164センチの右ボクサーファイター。

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