バレーボール女子 ▽アジア選手権 1次リーグC組最終戦 日本3(25ー23、25ー17、25ー21)0ベトナム(25日、中国・天津)

 バレーボール女子の2028年ロサンゼルス五輪予選を兼ねたアジア選手権は25日、1次リーグ(L)最終戦が行われ、世界ランク6位の日本は、前回大会でチーム最高の4位だった同35位のベトナムに3-0で圧勝した。すでに8強入りしている日本は、第1セットをベトナムから奪った時点でセット率でC組首位通過を確定。

香港戦、韓国戦に続く3戦連続の3-0ストレート勝ちを果たし、全体2位以上での決勝トーナメント進出を確定させた。

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 一目瞭然の大活躍を見せたのが今大会初先発に大抜擢された20歳の秋本美空だった。両チーム最多の16得点を挙げた。

 第1セットは秋本の9得点で25ー23で先取に成功。試合が始まるや、チームの初得点を右から打ち込んでノロシを上げた。15ー13の場面からサーブに入ると、度肝を抜く2連続のサービスエースを相手コートに突き刺した。第2セットも25ー17と圧倒し、最終第3セットも25ー21でベトナムを撃退。最後に得点を決めたのも秋本のスパイクだった。

 秋本は2026ー27年シーズンから、イタリア・セリエAの強豪ブストアルシツィオへレンタル移籍する。秋本は7月9日のネーションズリーグ・韓国戦以来、2度目のスターティングメンバー入り。日本が3-0のストレート勝ちを収めた韓国戦で秋本はチーム3位の11得点を挙げており、ベトナム戦でもいきなり活躍した。

 フジテレビの中継で解説したロンドン五輪銅の母・大友愛さんも思わず「すごい」と驚嘆するフルコースの暴れっぷり。

複数得点も決めて母も「素晴らしい」を2連発。「(これまで先発入りできなかった)ウップンを晴らす素晴らしい活躍。見ていて気持ち良かった」と絶賛した。

 アジア選手権で女子日本が7年ぶり6度目の優勝を果たせば28年ロサンゼルス五輪に7大会連続出場が決まる。28年ロス五輪で、12年ロンドン大会銅以来のメダル獲得を狙う日本にとっては早期に出場を決めたいところだ。24年パリ五輪後に予選の規定が変わり、異例の本番2年前に五輪切符獲得の機会を得た。前回の日本は約1年前の五輪予選で出場権獲得を逃し、出場を決めたのは本大会約1か月半前の24年6月だった。

 日本勢のロス五輪切符は、新体操団体が最速。バレーの女子日本が優勝すれば団体球技としては一番乗りの五輪切符獲得となる。

▽女子日本の先発

【セッター】関菜々巳

【アウトサイドヒッター】秋本美空、石川真佑、佐藤淑乃

【ミドルブロッカー】山田二千華、宮部藍梨

【リベロ】福留慧美

◇バレーボール女子アジア選手権日本代表◇

No. 位置 選手名 年齢 所属

1 OH 和田由紀子 24 ブストアルシツィオ

3 MB 島村春世 34 群馬

4 OH ※石川真佑 26 エジザジュバシュ

5 OH 佐藤淑乃 24 ミラノ

6 S 関菜々巳 27 ブストアルシツィオ

7 S 栄絵里香 35 SAGA久光

8 L 小島満菜美 31 ソルトレーク

11 MB 山田二千華 26 NEC川崎

12 L 福留慧美 28 姫路

13 MB 山口真季 27 KUROBE

15 MB 宮部藍梨 28 ミネソタ

16 OH 鴫原ひなた 25 A愛知

22 OH 北窓絢音 22 SAGA久光

26 OH 秋本美空 20 ブストアルシツィオ

【注】No.は背番号で位置はOH=アウトサイドヒッター、

MB=ミドルブロッカー、L=リベロ、S=セッター。

※は主将

【アジア選手権 準々決勝以降の日程 ※日本時間】

8月27日19:30~ 準々決勝

8月29日18:15~ または21:00~ 準決勝

8月30日16:15~ 3位決定戦

     19:45~ 決勝戦

 ◇バレーボール女子のロサンゼルス五輪への道 開催国の米国を含めて12チームが出場。日本は大陸予選を兼ねたアジア選手権(中国・天津)で優勝すれば、最短で出場権を獲得する。

それ以外にも来年行われるW杯で有資格国を除いた上位3チームに付与され、残りの3チームは28年ネーションズリーグの1次リーグ終了時点での世界ランク上位が獲得する。

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