◇神奈川大学野球連盟77周年記念事業 神奈川大学野球連盟選抜0-7東京六大学野球連盟選抜(25日・横浜)

 神奈川大学野球連盟77周年記念事業の神奈川大学野球連盟選抜対東京六大学野球連盟選抜が25日、横浜スタジアムで行われ、東京六大学選抜が7-0で勝利した。計13安打で圧倒し、9投手が2安打の完封リレー。

MVPには5点リードの5回2死、バックスクリーン弾を放った東大の荒井慶斗外野手(3年=宇都宮)が選出された。

 赤門が誇る右のスラッガーが、この試合唯一のアーチをハマの夜空に描いてみせた。「5番・DH」でスタメン出場した荒井だ。5回2死。フルカウントからの6球目。甘く入ったストレートをフルスイング。打球はバックスクリーンに着弾する。185センチ、95キロの恵まれた肉体を誇る強打者は、ゆっくりとダイヤモンドを一周した。

 「思ったより伸びたって感じです。フェンス際くらいで捕られるかなと思いました。バックスクリーンに放り込めたってところで、夏、力ついたかなと。だいぶ振り込んできたんで」

 東京六大学選抜のクリーンアップの一角を担い「日本代表が何人かいる中、5番に座らせてもらって、結果を出せて良かった」と笑顔。

背番号44は宇都宮-東大の先輩で3年秋、4年春と2季連続で外野手のベストナインに輝いた中山太陽さんから継承した。

 「中山さんに憧れて野球部に入ったので、中山さんの番号を付けようかなって」。宇都宮といえば、偏差値72を誇る栃木県内NO1進学校。母校自慢を、と聞くと「自由なところです。自分で考えてやる文化が高校生の時からあったので、それがすごく今に生きてるなって思っています」と胸を張った。

 秋の目標に「中山さんが憧れの先輩なんで、同じベストナインを取れるように頑張ります」と意気込んだ荒井。ハマスタのバックスクリーンにたたき込んだ感触を自信に、勝負の秋へ突き進む。(加藤 弘士)

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