◆米大リーグ ブレーブス―ドジャース(27日、米ジョージア州アトランタ=トゥルイストパーク)

 ドジャース山本由伸投手(28)が27日(日本時間28日)、敵地のブレーブス戦に先発し、初回先頭でいきなりボールドウィンに先頭打者本塁打を浴びた。6回まで1失点で3試合連続クオリティースタート(QS、6回自責3以下)をマークしたが、7回途中1失点でビハインドのまま降板し、自己最多13勝目はならなかった。

相手先発の24年サイ・ヤング賞左腕セールが7回まで無失点と好投し、打線の援護がなかった。

 1球目、あまり変化しないスプリットが甘く入り、右翼中段のレストラン付近に打ち込まれた。打球を見届けた山本は表情に出すことなく、2番アルビーズにはフルカウントからの直球で空振り三振。3番の主砲オルソンにも初球を狙われたが、一ゴロに打ち取った。4番デュボンにはシンカーで二直にしとめ、1失点で立ち上がった。

 山本の先頭打者初球被弾は24年5月7日にマーリンズのチザム(現ヤンキース)、25年8月11日にエンゼルスのネトに許して以来、メジャー3度目。先頭弾としては今年4月14日にメッツのリンドアに3球目を打たれており、初球被弾は3度目、先頭被弾は4度目となる。

 2回、4回、5回を3者凡退とするなどイニングを重ねた。7回1死から安打と盗塁、この試合初四球を与えたところで降板となったが、2番手ドライヤーが投直併殺にしとめて無失点に抑えた。山本は6回1/3回で105球を投げ、4安打1失点1四球8奪三振で、防御率は2・56となった。

 山本に昨季5月に当地で6回まで無安打の快投を演じている。24年投手3冠でサイ・ヤング賞のセールとはこれが初顔合わせ。

山本が防御率2・61でリーグ4位、セールが2・20で同2位で、リーグを代表する2人といえる。今季6度目の今カード最終戦で、今季12勝同士の両者がぶつかりあった。

 ドジャースは2連敗中だ。前日26日(同27日)には佐々木朗希投手が先発したが、4回に右手中指マメがつぶれて皮膚が裂けた影響で緊急降板。サヨナラで敗れ、連日の1点差ゲームを落とした。両軍は2ゲーム差。東1位ブレーブスと西1位ドジャースで地区は違うが、ポストシーズンのシード順のかかる一戦となっている。

 山本は21日(同22日)の前回登板(対パイレーツ)で7回途中まで2失点で13勝目の権利を手にして降板したが、後続が打たれて追いつかれ、白星が消滅。2登板連続で自己最多勝利を逃した。

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