◆米大リーグ タイガース1―2ドジャース(28日、米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が28日(日本時間29日)、敵地・タイガース戦に「1番・DH」で先発出場。4打数無安打1四球で2試合連続ノーヒットも、決勝打を演出する進塁打を放つなど渋い働きでチームの連敗を「3」で止める勝利に貢献した。

 試合前には投手復帰に向けた“最終テスト”となるブルペン入り。変化球を交えて軽めに17球を投げ込んだ。30日(同31日)の敵地・タイガース戦にも左膝痛から58日ぶりに復帰登板する予定となっているが、試合後もロバーツ監督は登板日を明言せず、「明日、翔平がどんな状態で球場に来るかを見て、それから判断することになると思う。今はまだ状況を見守るしかない」と説明。「(30日は)翔平が投げられるなら彼に投げてもらうし、もし難しい場合でも、タイラー(グラスノー)がいる。今のところはどちらにも対応できる状態だと思っている」と決定を先送りにした。同日に投げない場合は9月1日(同2日)の本拠地・カージナルス戦が候補となる。

 「投手・大谷」は今月14日(同15日)に23日ぶりとなるブルペン入りで34球。18日(同19日)には2度目のブルペンでインターバルを挟んで計45球を投げ込んだ。そして22日(同23日)には実戦形式のライブBPに登板して30球。7月3日(同4日)の本拠地・パドレス戦以来50日ぶりに打者と対戦し、復帰マウンドまであと一歩の段階まで来た状況となった。

 しかし、この日の投球練習は立ち投げ7球、捕手を座らせてからは17球と普段と比べて少ない球数で切り上げた。

これには米記者も反応。指揮官に「約20球しか投げなかった理由は?」と質問する場面もあった。ロバーツ監督は「翔平自身が今日は20球くらい投げるつもりで、それ以上は投げなかったということだ」と話すにとどめた。

 大谷の投球強度がいつもより軽かったことは事実。17球のうち、最後から2球目の16球目は引っかけて左打席の方に大きくそれる暴投となった。表情がさえず、首をかしげるシーンも見られた。ただ、感触を確かめる程度だった可能性もあり、一概に状態が良くないとは言えない。復帰登板はオープナーで1イニングからのスタートになる。「最短で帰れるようにしたい」と話していた大谷のXデーはいつになるのだろうか。

編集部おすすめ