◆米大リーグ タイガース2X―1ドジャース(29日、米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)

 ドジャース・大谷翔平投手(32)が当初計画されていた30日(日本時間31日)の敵地・タイガース戦の登板を回避することが決定した。29日(同30日)の試合後にロバーツ監督が明らかにした。

 「翔平はまだ十分に回復していない。腕(右上腕二頭筋)、膝(左膝)、体の全体がそういう状態だ。どんな投手でも、こんな状態だったら私は無理に投げさせない」とし、復帰登板がいつになるかと聞かれると「今の段階で、具体的な日付を設定したり、目標を決めたりすることにメリットがあるとは思っていない。まず、明日を選択肢から外す。ロサンゼルスに戻ってから彼の体がどういう状態なのかを確認して、そこから考える」と白紙を強調した。

 試合前から“異変”は見てとれた。ロバーツ監督はその時点で「まだハッキリとした答えはない」と言葉を濁していたが、登板回避に傾いていたことは間違いない。大谷がクラブハウスに到着したのは現地10時41分。試合開始の2時間29分前だった。室内での打撃練習に加え、登板前日なら屋外で投手調整のキャッチボールを行うはずだが、そのことを考えると遅い入り時間だった。

 さらにユニホームではなく半袖、短パンに着替えてリラックスモード。冷蔵庫からエナジードリンクを取り出し、食堂に移動した。

実際、試合前はグラウンドに姿を見せなかった。

 試合後はロッカーの前で山本や通訳も務めるアイアトン氏らと談笑。試合終了から25分後に「お疲れさまでした」とクラブハウスを後にした。

 思えば、28日(同29日)にブルペン入りした際も17球と球数は控えめで投球強度も軽かった。納得がいかず首をかしげ、引っかける暴投もあった。ただ、今季中の投手復帰が絶たれたわけではない。二刀流復活に向けた“再挑戦”は続く。

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