◆米大リーグ タイガース1―6ドジャース(30日、米ミシガン州デトロイト=コメリカパーク)
ドジャース・大谷翔平投手(32)が30日(日本時間31日)、敵地・タイガース戦に「1番・DH」で先発出場。この日は当初、投手復帰が計画されていたが、左膝や右上腕二頭筋の回復が間に合わず登板せず。
試合後、本人の取材対応はなかったが、ロバーツ監督は「翔平にも調子を取り戻してもらわないといけない。全員がそれを分かっている。ロサンゼルスに戻って、彼をフィジカル面、メンタル面、何であれより良い状態に持っていければと思っている。彼が乗ってくれば、見ていて本当に楽しいことになると思う」と話した。
現地記者から「今はアプローチの問題というよりスイングの問題か」と聞かれると、「うーん。それはちょっと、打席ごとに少し違うと思う。時には打ちにいくべき球を見送っていることがある。そして次の打席ではストライクゾーンの外まで手を出してしまうこともある。それからスイングの方向性や意図が少し引っ張る方向に行き過ぎている時もあると思う。翔平の場合は(不振の原因が)いくつかの要素が組み合わさっている。でも、誰だってこういう時期はある」とかばった。
大谷は本塁打は18日(同19日)の敵地・ロッキーズ戦を最後に出ておらず、今季3度目の10試合ノーアーチ。その間10試合は40打数5安打の打率1割2分5厘。打点も「0」と本来の姿とは程遠い状態だ。8月は27試合で打率2割4分1厘、6本塁打、13打点で終了。ド軍移籍後1年目で54本塁打を放った24年は8月に打率2割3分5厘ながら12本塁打をマーク。自己最多の55本塁打を放った昨季は27試合で打率3割6厘、7本塁打だった。今季、チームは137試合を消化。大谷は残り25試合でシーズン35本塁打ペースとなっている。
雨のため試合開始が58分遅れとなった8月最終戦。タイガース先発は左腕バルデスだった。昨季まではアストロズで5年連続2ケタ勝利を挙げた好投手で、大谷にとっては試合前の時点で通算39打数5安打の打率1割2分8厘、1本塁打、2打点、12三振の難敵だ。この日も初回先頭の第1打席は二ゴロ、3回1死の第2打席は一直、5回1死一塁の第3打席は空振り三振に封じられ、7回2死の第4打席は右腕キンリーから一ゴロ、9回先頭の第5打席は元オリックスの右腕ワゲスパックから見逃し三振に倒れた。
前日の試合後には衝撃が走った。28日(同29日)のブルペン入りを経て、順調なら30日(同31日)に先発で1イニングを投げる見込みだったが、ロバーツ監督は「翔平はまだ十分に回復していない。腕(右上腕二頭筋)、膝、体の全体がそういう状態だ。私はどの投手でも、こんな状態だったら無理に投げさせない」と投手復帰を当面見送る方針を示した。
一方、チーム最多の30本塁打、80打点を挙げている「打者・大谷」は欠かせない存在。指揮官は「ここ数週間、打撃の結果があまり良くないことは分かってるけど、本人からそういう話は出ていないし、トレーナーからの報告もない。だから明日は(投げなくても)打線に入る。もし彼のスイングに上腕二頭筋や左膝の状態が影響していると聞けば、私は間違いなく一日休ませることを考える」と話していた。だが、打撃にも何かしらの影響が出ているのは明らかだ。










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