女優の広瀬アリスが8日、都内で行われた主演映画「沖晴くんの涙を殺して」(矢崎仁司監督、10月2日公開)の完成披露試写会に出席した。

 額賀澪(みお)氏の同名長編小説の映画化。

余命1年の末期乳がんを患って故郷に戻ってきた音楽教師・踊場京香(広瀬)が、津波で家族を亡くしたことで「喜び」以外の感情を失った高校生・沖晴(木戸大聖)と出会い、どう生きるかに向き合う物語。

 映画単独主演は、2018年の「巫女(みこ)っちゃけん。」以来、8年ぶり。「去年の7月に1か月間、広島に行きっぱなしで撮影したので、ようやく皆さんにお披露目できる。緊張の方が勝ちますけど、是非早く見ていただきたい」と出来栄えに自信をのぞかせた。

 作品の内容にちなみ、一生のうちにやりたいことを聞かれると「世界一周!」と即答。「南アフリカに行きたいです」と話すと、同国の立法首都のケープタウンに渡航経験のある満島真之介が「日本人の女性が南アフリカですごい景色を見るじゃないですか。もう帰りたくなくなるらしいですよ」と忠告。広瀬は「行く前はツイート(ポスト)するので、チェックしてください。(日本に)帰ってきたら、またツイートするので。更新がなかったら『やってんな』と思ってもらって」とユーモアを交えて語った。

 今作の撮影を振り返り、「私が余命宣告されていて、彼(木戸)が喜びしか感情がなくて。死に近づきすぎた2人なんですけど、悲しい顔をするとNG。

そこが自分の中で大変だった」と告白。それでも「決して悲しいお話ではありません。どちらかというと明るい話なので、ストーリーにも注目していただきたいです」とアピールした。

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