◆セントライト記念追い切り(9日・美浦トレセン)

 菊花賞トライアルの第80回セントライト記念・G2(13日、中山=3着まで優先出走権)の9日の追い切りでは、アウダーシアが好仕上がりをアピールした。

 巻き返し必至だ。

今年のスプリングS勝ち馬アウダーシアが着実に状態を上げてきた。美浦・Wコースで3頭併せを実施。ピエスユニーク、コスモナエマ(ともに3歳1勝クラス)を目標に最後方から進めると、直線では内を選択し馬なりのまま2頭に併入した。タイムは5ハロン68秒1―11秒7と目立たないが、大きく遅れていた1週前から比べ反応面は良化。手綱を執った津村も「指示通りいいフィニッシュができた。緩さは多少残っているけど、これだけ動けば十分」と手応えを口にした。

 前走の日本ダービーでは、スタートから行き脚がつかず11着と大敗。それでも最後は、勝ったロブチェンと変わらない上がり3ハロン33秒2をマークし、非凡な脚力を示した。重賞を制した中山で、巻き返しは十分だ。手塚久調教師は「中山の2200メートルはいいと思う。そんなに前にいけないから、自分で上がっていける形になれば」と策を練り、「メンバーは強いけど、この馬も重賞を勝っているし格落ちはしないよ」と言葉に力を込めた(角田 晨)

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