大阪・ABCテレビは11日、老舗バラエティー番組「探偵!ナイトスクープ」(金曜・後11時17分)の4代目秘書・フリーの増田紗織アナウンサーが今月25日放送(予定)で卒業し、新たに同局新人の瀧口美咲アナウンサーが10月2日放送(予定)で5代目に就任すると発表した。大阪市福島区の同局で両放送回の収録が行われた。

 増田アナが「わたくし増田沙織は、きょうをもって『探偵!ナイトスクープ』の秘書を卒業することになりました」と話すと大きな瞳に涙があふれた。「秘書として過ごした時間は、どこを切り取っても楽しくって幸せな7年間でした。私はきょうをもって秘書を卒業しますが『ナイトスクープ』は永久に不滅です」と長嶋茂雄さんをほうふつさせるあいさつ。ツッコまれることを期待したというが、増田アナの涙にどの探偵もツッコむことはできず。探偵を代表して石田靖から花束を贈られた。

 増田アナはバイオリニストでタレントの松尾依里佳の後継者として、4代目で初の“局アナ秘書”に就任。入社1年目だった19年11月29日放送回で3代目局長のダウンタウン松本人志とともに初登場した。今年3月末で退社し、同4月1日付でホリプロ所属のフリーアナとなったが、24年1月の松本の芸能活動休止、その後の「局長代理」「特命局長」体制を含め、7年近くにわたって番組を支えてきた。

 就任当初、松本から「増田らしく自由にやったらいいよ」と送られたエールが心の支えになったという。仮に今後、ダウンタウンのインターネット配信サービス「DOWNTOWN+(ダウンタウンプラス)」から出演オファーがあれば「松本局長には本当にお世話になったので、何か元秘書として機会があればうれしいなと思います」と前向きに話した。

 瀧口アナはスタジオ入りすると「自分の心臓のバクバクが聞こえてきた」とド緊張。「まだ夢なんじゃないかな。

ドッキリじゃないよねって思ってます」と笑みを浮かべた。今春に慶大を卒業して入社。先月末から情報番組「newsおかえり」(月~金曜・後3時40分)の第2部サブキャスター(月~水曜)に抜てきされており、入社半年で2番組目のレギュラーとなった。収録を終えて「70点。まずは乗り切れただけで自分に高得点をあげました」と息をついた。

 視聴者からの依頼文にはしばし“お下品”な文言も混じる。秘書はそれも読まなければいけないが、増田アナは「そのワードの時だけは、ちょっとヒュッて(心を無にして)。でも(ひとつの依頼文に)8個くらいそのワードがでてきたことがあって、両親はどんな風に見ているんだろうと思ってました」とのこと。瀧口アナは「私はイジってもらえた方が堂々と読めると思います。自分で言って指摘されなかったら恥ずかしくなっちゃう」と、かつての岡部まり秘書と桂小枝探偵のやりとりのような“そのワード”イジりを期待していた。

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