◆プロボクシング ▽東日本新人王スーパーライト級(63・5キロ以下)級準決勝4回戦 〇磯谷広太(判定)程子浩●(9月18日、東京・後楽園ホール)

 東日本新人王スーパーライト級準決勝で、元WBA、WBC世界スーパーウエルター級王者・輪島功一氏(83)の孫の磯谷広太(19)=三迫=が、中国出身の程子浩(てい・こうじ、27)=DANGAN=を3―0の判定で下し2年連続2度目の決勝進出を決めた。

 磯谷は2回、左フックでプロでは初のダウンを喫した。

「頭をのけぞって気を抜いたところで、左が見えていたが逃し切れずバランスを崩した」。3、4回には猛攻で相手をダウン寸前にまで追い込みポイントを挽回し、ジャッジ3者とも38―37で磯谷を支持。勝利を告げられると、リング上で跳びはねて歓喜の雄たけびを上げた。「1ラウンド目は自分で微妙かなと思っていたので、もう行くしかないと思っていた。採点は何があるか分からないので、安心した」と安堵の表情を見せた。

 昨年は東日本新人決勝で1―2の判定で惜敗。プロ4戦目で初黒星を喫した。今年1月、輪島功一スポーツジムから祖父が現役時代に所属し、兄でWBOアジアパシフィック・ウエルター級2位の磯谷大心(25)も所属している三迫ジムに移籍。ジム移籍後2連勝を飾った。

 11月3日の決勝では、竹内凰騎(19)=T&T=と対戦する。「決勝に戻ってくるのは絶対だと思っていたので、無事に戻ってこれてよかった。次はもう油断せず、ダウンもせず、5ラウンド全部圧倒して勝ちたいです」と意気込んだ。

 磯谷は輪島氏の長女・大子(ひろこ)さんの三男。兄・大心は、22年11月の東日本ウエルター級新人王決勝で4回TKO負け。元プロボクサーでトレーナーの父・和広氏も新人王は初戦敗退だった。「しっかり(新人王を)取ります。(輪島氏にも)報告しに行きます」と磯谷。兄と父を超え、1969年に祖父・輪島氏が獲得した全日本新人王を目指す。

 戦績は磯谷が5勝(1KO)1敗、程子浩が2勝(1KO)1敗。

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