スポーツ報知評論家の高木豊氏が、自身のYouTubeで広島・新井貴浩監督の来季続投報道について語った。

 22日、「【速報】広島カープ新井貴浩監督が来季も監督続投へ『失った信頼とファンを取り戻すために…』高木がカープについて熱く語る!」を更新。

この日、明らかになった新井監督の来季続投について、高木氏は「体が持つかなと、気持ちの部分が持つかなと思っていた。野球をやる環境、雰囲気ではなかったよね。いろんな問題が出てきて平常心で戦えという方が無理だったかなという。選手たちが問題を起こすというのは自分の管理不行き届きっていう責任も感じていたと思う。ただ、プライベートのことまで把握できる監督はまずいないと思うよ。ただ、教育という意味ではちょっと緩かったと思うし、やるんだったら膿(うみ)を全部出した方がいい」と話した。

 広島は今季、1月27日に羽月隆太郎氏が通称「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物を使用し、医薬品医療機器法違反で逮捕。7月には広島県警察本部が矢野と前川の居宅等の捜索を行うなど影響は続き、3年連続Bクラスに沈んだ。

 新井監督はシーズン中に3度、辞意を伝えていたが、松田オーナーら球団幹部が慰留。これについて、「球団や選手のあり方を正してから辞めるんだったら責任を全うしたことになるからね。責任(を取るのは)は辞めることではないと思う。球団が慰留したのは正しい結論だと思う」と球団の判断を支持。

一方で、「ちょっとした膿でも出した方がいい、残ったら必ず再発する。1シーズンで失った信頼はなかなか戻ってこない。その責任の発端がそういう選手たちにあるのであればクビにした方がいい。今年、監督がどれだけ苦しんだか。新井監督を来年も立てるんだったら球団がそうしてあげなきゃだめだよ。膿は球団が出す仕事」と指摘した。

 また、チームについては「しっかりした選手が出てきてるよ。佐々木泰とか佐藤(啓)だってそうだし、勝田だってやっているし、持丸もキャッチャーとして形ができてきてる。そこはしっかり新井監督が使ったと思うよ」とし、「新井監督見てると、やっぱりかわいそうだったよ、何にも悪いことしてないもん。本来、新井貴浩という人は人が寄ってきて、『新井の元で』という監督だもん。きっぷのいい男だからね、明るいし。そういう新井自身を取り戻してほしい」とエールを送った。

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