◆全日本プロレス「第13回 王道トーナメント」【準決勝・優勝決定戦】」(22日、後楽園ホール)

 全日本プロレスは22日、後楽園ホールで「第13回 王道トーナメント」【準決勝・優勝決定戦】を開催した。

 大会前に昨年9月7日に21歳の若さで亡くなった長尾一大心(ながお・たいしん)選手の追悼セレモニーを行った。

 鈴木秀樹と選手会長で三冠王者の宮原健斗が長尾さんの遺影を抱きリングに上がった。

 リング下を参加選手が取り囲み、長尾選手のプロレス人生をアナウンスし追悼の10カウントゴングをささげた。

 リングアナウンサーから「赤コーナー、170パウンド 長尾一大心」とコールされると、札止めのホールは「一大心」コールに包まれた。

 

 会場ロビーには献花台が設置され、多くの花が長尾選手へささげられた。

 全日本プロレスは長尾選手のふるさとである北海道釧路市で開催する10・28ウインドヒルくしろスーパーアリーナ サブアリーナ大会を「長尾一大心選手追悼大会」として開催する。

 長尾選手は、2003年9月13日、北海道釧路市生まれ。小中学校ではアイスホッケー、高校では柔道を経験した。2023年12月に東京・新木場1stRINGで行われた公開入門テストに合格し24年4月1日に入門。同年10月22日に後楽園ホールでの井上凌戦でデビューした。

 身長164センチ、体重75キロと小柄な体格も闘志あふれるファイトスタイルで将来が期待されていたが昨年5月31日に神奈川県内の道場付近の路上で巡業バスを誘導中に接触事故に遭い腹部が圧迫されたことによる外傷性ショックで神奈川・横浜市内の病院に救急搬送された。集中治療室で懸命な治療を行っていたが昨年9月7日午前2時58分、敗血症のため亡くなった。

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