第60回スプリンターズステークス・G1は9月27日、中山競馬場の芝1200メートルで行われる。

 G1馬が5頭エントリーしていて、過去3年のスプリンターズステークス勝ち馬3頭も含まれる。

昨年の勝ち馬ウインカーネリアン(牡9歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父スクリーンヒーロー)は16、17年に勝ったレッドファルクス以来の連覇がかかる一戦。今年も高松宮記念、前走のキーンランドカップをともに3着と大きな衰えは感じない。もし連覇なら、グレード制導入以後で初めての9歳馬によるJRA・G1勝ちの偉業となる。

 23年の勝ち馬ママコチャ(牝7歳、栗東・池江泰寿厩舎、父クロフネ)は3年ぶりのG1制覇を狙う。前走のセントウルステークスでは3着と復調気配を感じさせた。引き続きレジェンド・武豊騎手とのコンビとなり、鞍上は2002年のビリーヴ以来のスプリンターズステークス3勝目がかかる。

 ルガル(牡6歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ドゥラメンテ)は24年の勝ち馬。昨年の阪神カップを勝ち、今年は海外で2戦。アルクオーツスプリントでは勝ち馬と首差の2着と健闘し、地力を強化してきた。鞍上の鮫島克駿騎手は50回目のG1騎乗で、初勝利なるかが期待される。

 昨年の阪神ジュベナイルフィリーズ、今年の桜花賞を勝ったスターアニス(牝3歳、栗東・高野友和厩舎、父ドレフォン)が電撃参戦する。G1に昇格した1990年以降、3歳馬は6頭が制していて、そのうち牝馬は2頭。

2007年のアストンマーチャン以来の3歳牝馬の優勝がかかる。前走のオークスは12着だったが、一変に注目だ。

 昨年のNHKマイルカップを勝ったパンジャタワー(牡4歳、栗東・橋口慎介厩舎、父タワーオブロンドン)もエントリー。キーンランドカップは連覇こそならなかったが、2着と安定した走り。中山の1200メートルは初めてになるが、父は19年のこのレースを勝っており、父子制覇を狙う。これまでNHKマイルカップの勝ち馬は、スプリンターズステークスにのべ8頭が出走して勝っていないが、その壁を打ち破れるか。

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