◆愛知・名古屋アジア大会 第5日 体操男子(23日、名古屋市総合体育館)

 団体総合決勝が行われ、予選2位で橋本大輝(日本生命・セントラルスポーツ)、岡慎之助(徳洲会)、築山翔馬(東スクール)、角皆友晴(順大)、金田希一(相好ク)で挑んだ日本は、合計253・826点で3大会連続の銀メダルだった。

 事実上の世界一決定戦は、序盤から大激戦。

2種目目までで日本は首位だったが、3種目目のつり輪で逆転された。最終種目の鉄棒では、中国選手が落下し、差は縮まるかに思われたものの、岡が痛恨の落下。続く日本の最終演技者の橋本が完璧な演技を披露し、着地もピタリと決め、15・233点の高得点をたたき出す意地を見せたが届かなかった。

 大会直前に腰痛を発症した岡をはじめ、けが人が続出する厳しい戦いの中で、橋本は鉄棒を含め、跳馬でも全体1位の得点をたたき出すなど孤軍奮闘した。橋本は「とても悔しいというのが素直な気持ち。パフォーマンスに関しては、いい演技が続いたなと思うけど、それはみんながつないでくれた演技のおかげだと思う。最後の鉄棒も最後まで諦めず自分のことを応援してくれたおかげ。流れを断ち切らないように、自分はここまでできていたので、みんなを金メダリストにできなかったのは申し訳ないなという気持ちです」と責任を背負い込んだ。

 今後は五輪予選が始まっていく。10月の世界選手権(オランダ)では、メダル獲得なら五輪出場枠が手に入る。橋本は「(岡と)2人が中心になってくるチームだと思っている。世界一になるには簡単ではない。

結果を受けて、自分たちはやれることさえやれれば、世界一になれるというところはすごく大きな意味をもっていると思う。岡選手だったり、角皆選手だったり、築山選手だったり、ケガを抱えながらこういった舞台で演技している姿に関しては尊敬しかない」と話した。

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