◆愛知・名古屋アジア大会 第9日 陸上(27日、名古屋・瑞穂公園陸上競技場)

 女子100メートル障害決勝が行われ、元日本記録保持者の福部真子(日本建設工業)が12秒74で日本勢として82年ニューデリー大会の秋元恵美以来44年ぶりの金メダルを獲得した。

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 福部はレース後、涙で声を詰まらせながら「自分の競技人生の中でいい思い出になる、最高のレースができました」と喜びを語った。

 「無理かなって思う期間がすごく長かった」と涙をぬぐい「いろいろな方面からたくさんの支えがあって、自信をもってスタートラインに立てた。1人じゃ取れなかったと思う。本当にみなさんに感謝です」と声を震わせた。さらに「取れると思っていなかったメダル。今でも実感が沸かないのが正直。今まで取ってきたメダルの中で1番価値のある金メダル」と喜びをかみしめた。

 福部は24年に日本記録を更新(当時)する12秒69を出し、24年パリ五輪にも出場し、準決勝まで進んだ。2024年秋にリンパ節の痛みや高熱が出る原因不明の「菊池病」を発症。体調不良と闘いながらも、昨秋の世界陸上東京大会代表の切符を手にし、再び準決勝にまで進出してみせた。

 日本記録保持者の中島ひとみ(長谷川体育施設)が銀メダルとなり、日本勢ワンツーとなった。

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