◆国際親善試合 日本2―1ベネズエラ(28日・Eピース)

 日本代表(FIFAランク17位)はベネズエラ代表(同47位)と対戦し、2―1で勝利した。1―1で迎えた後半アディショナルタイムにFW上田綺世がこの日2点目となるゴールをPKで挙げ、そのまま勝利をつかんだ。

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 森保ジャパンが「超スクランブル布陣」で危機を乗り越え、逆転勝利を収めた。

 後半40分過ぎにDF渡辺剛がふくらはぎを痛め、プレー続行を断念した。この次点で交代枠は「1」余っていたものの、交代回数(3回)が上限に達していたため、渡辺に代えて別の選手を投入することができなかった。

 この次点で日本は田中碧をアンカーに置く攻撃的布陣【3―1―4―2】を繰り出していたため、攻撃的な選手がピッチに多くいた。ベンチ前で森保一監督が中心となって戦術ボードをいじり、送り出したのが以下の布陣だった。

【4―4―1】▼GK鈴木彩艶、▼DF伊東純也、鈴木淳之介、伊藤洋輝、中村敬斗、▼MF田中碧、堂安律、久保建英、谷村海那、▼FW上田綺世

 センターバックでプレー可能性な選手が伊藤、鈴木淳の2枚だったため、4バックに変更。伊東純也と中村敬斗の“ランス兄弟”がサイドバックに回る異常事態となった。

 さらに田中碧のパートナーには堂安律を指名。久保建英が右サイドハーフとなり、上田綺世を中央に残した上で、ワンタッチゴーラーとして鳴らす谷村海那が左サイドハーフを務めた。

 緊急布陣によるイレブンは、最終盤にDF鈴木淳之介がPKを献上する事態となったものの、そのプレーを巻き戻したところで久保建英が敵陣ペナルティーエリアでファウルを受けていたとして、VAR検証を経てPKを獲得。上田綺世がこれを沈め、スコアを2―1とした。

 ヒヤヒヤの展開となったが「想定外も想定内」を信条とする森保ジャパンらしく、逆転勝利に成功。

この試合を勝ちきった成功体験は、いつかどこかのタイミングで生きることになるかもしれない。

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