本作は、1989年に起きた日本初のハラスメント裁判に挑んだ弁護士たちの実話に着想を得たフィクション。女性は結婚までの「腰掛け」として働くものだという考えが根強かった時代を舞台に、声を上げることをあきらめなかった女性たちの姿を描く。
映像では、綾瀬とウイカ、朝日の弁護士事務所で働く新人弁護士・藤野栞を演じる松本穂香が作品への思いや撮影中のエピソードを語っている。綾瀬は朝日について、「自分の直感や感覚で、これがいいなと思ったことに進んでいく人で、何事にも前向きに光を当てられる先生」と紹介。「演じていて、私自身もすごく影響を受けましたし、こういう女性でありたいなと思いました」と明かした。
ウイカが振り返ったのは、朝日が法廷で弁論するシーンだ。「撮影時間も長かったですし、弁護士という役柄上、せりふも多く、体力的にも限界というところでしたが、(綾瀬さんが)『ゾーン』に入っていました。私も演じながら涙がボロボロ出てきて、本当に感動しました」と、綾瀬の熱演をたたえる。
これに対し、綾瀬も「『想像してみてください』というせりふは、観客の皆さん一人ひとりに伝わったらいいなという気持ちで、心を込めて演じました」と、弁論シーンに込めた想いを語っている。
さらに、この弁論シーンに込められたメッセージについて、ウイカは「『もし自分の子どもが、親が、家族が、そういう目(性別を理由に差別されたとき)にあったら、あなたはどうする?』というメッセージ性にはハッとさせられました。他人事ではダメ。自分事として捉えないと、世の中は変わらないですよね」と、本作が投げかける問いについて熱く語っている。
松本も「今、ネット上などで、他人だからと必要以上に攻撃したりすることが多いような気がしています。だからこそ、いろいろな人が自分の身に立ち返って考えるきっかけになるんじゃないかなと思います」と、本作を通して伝えたいメッセージを明かした。
松本は「今、ネット上などで、他人だからと必要以上に攻撃したりすることが多いような気がしています」と話し、映画が「いろいろな人が自分の身に立ち返って考えるきっかけになるんじゃないかな」と期待を寄せる。また、朝日と上原が法廷に入ってくる場面を「気持ちよかった」と振り返った。赤と黄色の衣装について、綾瀬とウイカが「ケチャップ&マスタードです(笑)」と笑い合うやりとりも収められている。
綾瀬は作品について、「『一歩踏み出す勇気』や、自分を信じることの強さが背中を押してくれる物語」とコメント。「誰かに寄り添い、他人のことも自分のことのように思いやれる『想像力』」を持つことへの願いを語っている。
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