お笑いコンビ「ハライチ」が29日、東京・新宿の紀伊國屋書店で、TBSラジオの人気番組「ハライチのターン!」(木曜・深夜零時)の10年間をまとめた初の公式本「ハライチのターン!公式10周年記念本」発売記念お渡し会を開催した。

 2016年の放送開始から前番組も含めたこれまでの歩みを振り返るほか、書籍でしか読めないインタビューや撮り下ろし写真も収録されている。

澤部佑はこの日初めて本を手にしたといい、ページをめくりながら内容を確認。一方、事前に美容室で本を見ていたという岩井勇気は「本当にリスナーからとってみたら、たまんないですよね」と話した。

 冠番組を10年間続けてこられた秘訣(ひけつ)を問われると、岩井は「それは本当にスポンサーさんのおかげ。スポンサーがいなかったら、続いていないと思う。途切れずね、スポンサー様がついてくると…」と熱弁。執拗(しつよう)なスポンサーへのアピールに、澤部も「感謝」と応じながら、「大人の考え方として、それももちろん大事なんですけれども、まずはリスナーですよ」と“軌道修正”した。それでも岩井は「スポンサーがいれば、話が面白くなくても続く」と譲らず、澤部が「いや、離れていくから」とツッコミ。最後は岩井が「リスナー、サンキューね」と照れながら感謝を伝えた。

 10周年を迎え、今後番組でやってみたいことを問われると、澤部は「これまで何もしてきていないんですよ。何もさせてもらっていないというか。何もしたくない……何かしたいと言っても、何もさせてもらえないし、ゲストも呼ばないですしね」と苦笑。一方、地方局への番組ネットについて、岩井は「増える一方で、減る局もあった」と明かし、「その局には、復讐(ふくしゅう)しにいきます」と目をぎらつかせて笑わせた。

 〇…10年間を振り返り、それぞれが「神回」を挙げた。澤部は、岩井がコンビニや冷凍食品などのホットドッグ5、6種類の味を当てた回を選出。劇団ひとりからも反響があったという。一方、岩井は、先週、爆笑問題の田中裕二が同じ週の番組で、岩井が世界各国のユニークな猫の話題や最新ニュースを独自の目線で紹介する人気コーナーの内容を先取りしたことを挙げた。「何年か前に、再三勘弁してくださいと言ったのにやられたので、復讐(ふくしゅう)しよう」と笑いを誘った。

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